「お祈りばっかり…」「このまま内定もらえないかも…」選考がうまくいかず、上記のように悩んでいる就活生はいませんか?
もう大丈夫です。本記事では就活が失敗してしまうのではないかという不安を抱えている就活生に向けて、具体的な対策方法を紹介しています。
少しでも就活で悩んでいる就活生は本記事を参考に、自分の就活の仕方を振り返ってみてください。
就活で失敗しないための対策(1):自分を知る
下記のような課題で悩んでいる人はいませんか?当てはまるという人は再度、自己分析を行ってみてください。
✓ 志望動機や自己PRに説得力がない
✓ ESの内容が抽象的で伝わらない
✓ ESの深堀りに答えられない
自己分析を行う際は以下のような流れに沿って行いましょう。ここからは各ステップごとの詳しいやり方について紹介していきます。
step1:モチベーショングラフを作成する
まずは自分の中で印象に残っている出来事を洗い出し、ある程度洗い出し終えたら、モチベーショングラフを作成してみましょう。
モチベーショングラフとは、過去の出来事の中で、自分はどんな時にモチベーションが上がり、どんな時に下がるかをグラフに表したものです。
モチベーショングラフを作成することで、価値観やモチベーションの源泉を知ることができます。自分の価値観などがわかれば、仕事を選ぶ際の軸も次第と定まるため、モチベーショングラフはやっておくと便利な自己分析方法です。
■モチベーショングラフのイメージ
モチベーショングラフを作成し終えたら、トピックスとして洗い出した中からいくつかエピソードをピックアップします。
step2:エピソードを深堀りする
先程ピックアップしたエピソードを深堀りしていきます。深堀りする際はピックアップしたエピソードに対して「なぜ?→なぜ?→なぜ?」何度も問いかけてみましょう。
例えば「選抜メンバーに選ばれなくて悲しかった」というエピソードをピックアップした場合は、以下の画像のような流れで深堀りを進めていくとスムーズに自己分析を行うことができます。
step3:エピソードに対するアプローチ方法を考える
先程の一番悲しかった経験の「選抜メンバーに選ばれなかった」を例にして考えてみると、選抜メンバーに選ばれなかった際にどのような行動をとったのかを振り返るということになります。
深堀りした出来事に対して、自分がとった行動を考えることで、「挫折した時はどのように乗り越えましたか?」という質問に論理的に答えることができるだけでなく、新たな自分の強みを見つけることもできます。
step4:過去のエピソードに共通点を探す
モチベーショングラフを見て、モチベーションが高くなる時に何か共通点がないか探してみてください。同様に低くなる時も探してみましょう。
客観的な視点で見ることで、「自分ってもしかしたら~~かもしれない!」などといったような今まで気づかなかった新たな自分に気づくことができるかもしれません。
step5:企業選びの軸を考える
ここまでは自分のモチベーションの源泉や過去の出来事について振り返ってきたと思います。振り返りが終わったら、次は自分に合う仕事内容、企業の特徴などを分類し、企業選びの軸を考えていきます。
その際は、以下の手順を参考に考えてみてください。
まずは楽しかったことと苦しかったことのエピソードをいくつか書き出し、そのエピソードの中で共通点を探します。
(1)「楽しかったこと・つらかったこと」のエピソードで共通点を探す
~楽しかったこと・嬉しかったこと~
・アルバイトでバイトリーダーに選ばれたこと
・サークルで自分が考えた企画が盛り上がった
⬇
(共通点)
・チームで動くことが好き
・人を引っ張ることが好き
・誰かのために動くことができる
~つらかったこと・苦しかったこと~
・アルバイトで先輩と仲良くなれなかったこと
⬇
(共通点)
・個人で継続することが苦手
・年上の人との関係構築が苦手
共通点を出したら次は、それらの共通点を「働く際に求めること」に置き換えてみてください。
先程の例を用いて具体的に説明します。
(2)共通点を働く際に求めることに置き換える
~楽しかったこと・嬉しかったこと~
・アルバイトでバイトリーダーに選ばれたこと
・サークルで自分が考えた企画が盛り上がった
⬇
(共通点)
・チームで動くことが好き
・人を引っ張ることが好き
・誰かのために動くことができる
⬇
(働く際に求めるもの)
・仲間と協力しながら働く環境
・実力主義
~つらかったこと・苦しかったこと~
・アルバイトで先輩と仲良くなれなかったこと
⬇
(共通点)
・個人で何かすることが苦手
・年上の人との関係構築が苦手
⬇
(働く際に求めないもの)
・個人で仕事を進めていく仕事環境
・年功序列の組織風土
step6:優先順位を決める
このように共通点を見つけて考えていくと、あなたが働く環境には何が必要で何が不必要かがはっきりとしてくると思います。
最後に働く際に求めるものと求めないものの中で、優先順位をつけていきます。つまり妥協できるものかできないものかを考えていくということです。ここで最終的に妥協できないと思ったものが企業を選ぶ際の軸となります。
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就活で失敗しないための対策(2):相手を知る
相手を知るということで、ここでは業界研究と企業研究のやり方について紹介していきます。
業界研究は以下の流れに沿って行ってみてください。
世の中にはたくさんの業界が存在します。
今回は業界を「ものをつくる」「ものを売る・届ける」「サービス・情報」「社会基盤を整備」「資金を動かす」の5つに分類したので、以下の画像を参考に自分の気になる業界を選んでみてください。
step1:網羅的に調べた上で気になる業界を選ぶ
世の中にはたくさんの業界が存在します。
今回は業界を「ものをつくる」「ものを売る・届ける」「サービス・情報」「社会基盤を整備する」「資金を動かす」のに分類したので、以下の画像を参考に自分の気になる業界を選んでみてください。
また、業界について調べる際は、各業界の市場規模についても調べてみるようにしましょう。
step2:選んだ業界のビジネスモデルを理解する
ビジネスモデルを理解するということは「商材とお金の流れを理解する」ということになります。そのためビジネスモデルを理解する際は、以下の点について調べるようにしましょう。
✓ 誰に対して(who)
✓ どのように(how)
※5W1Hの考え方をしましょう。
step3:職種ごとに求められる素養を考える
志望動機や自己PRを語る際には自分の強みを面接官にアピールします。しかしその際にアピールした強みが企業が求めているものでなければ、意味がありません。
そうならないためにも、事前にその企業はどのような強みを求めているのか把握しておくことは必須です。
企業が求めている強みを知るためには、SWOT分析を行ってみると良いでしょう。
✓ Wakness:弱み
✓ Opportunity:機会
✓ Threat:脅威
そうすることで、自分が何をアピールすべきなのかがわかってくると思います。また、企業ごとの強みを把握するだけでなく、職種ごとに求められる素養を考えるようにしましょう。
step4:類似している業界と比較する
業界は異なっていても類似している仕事はたくさんあります。
例えば、食品原料メーカーと総合商社は業界としては他業界となりますが、食に関わるビジネスという面でみると類似している仕事と言うことができます。
業界比較が難しい場合は4Pのフレームワークを使ってみてください。
✓ Price(価格・割引)
✓ Place(立地・流通・販路)
✓ Promotion(広告宣伝)
step5:企業ごとの対策を行う
ここまでのstepを行うことで、業界や企業についての理解は深められると思います。理解ができたら、次は各企業ごとの対策を行いましょう。
上述しましたが、企業によって求める人材などは異なるため、志望動機や自己PRは企業ごとに考えてみてください。
企業研究をする際は以下の項目をチェックします。
✓ 事業内容
✓ 業界内の立ち位置(同業他社との違い)
✓ 企業の動向(最新ニュース・将来の展望)
✓ どんな人材を求めているか
✓ 働き方・CSR(社会課題に対する取り組み)
ここまでは業界研究のやり方について解説してきましたが、業界やより詳細な職種についてまとめて知りたいという方は、ぜひ以下のページをご利用ください。
本記事では業界研究のやり方やオススメの本も紹介しています。業界研究初心者は必見です。
就活で失敗しないための対策(3):面接でのコミュニケーションのとり方を知る
ここでは面接を受ける前にしておくべきことを3つ紹介します。
step1:面接官の思考性を知る
STEP1は「面接官の思考性を知る」ことです。
面接官の思考を理解しておくだけでも他の就活生よりも一歩リードをすることができるので、しっかりと頭に入れておきましょう。
面接官に関わらず、人間は「感情(直感)で動き、論理(内容)で納得する」と言われています。
これは面接を攻略するうえで非常に大事な考え方です。
この原則を面接に当てはめると、面接官は以下のような思考の流れをします。
↓
なぜ優秀そうに感じるのかを様々な質問を通して論理で「やはり優秀である」と納得する
(アルバイトの経験を通してリーダーシップがあると分かるなど)
↓
面接通過
逆に、
↓
なぜ活躍しないと思うかの根拠を集める
↓
不合格
このようにいかに直感的に「優秀そう」と思わせるのかがカギになってきます。
もちろん直感的に活躍してくれそうな人材だと思わせることが出来たとしても、内容が伴っていないと意味はないので、内容の部分もしっかりと対策をするようにしましょう。
ちなみに、内容というのはガクチカ、自己PRや志望動機などのことを指します。
どのように直感的に「優秀である」と感じてもらえるのか、どのように論理的に「優秀である」と思ってもらえるのかについては以下の記事を参考にしてみてください。
もしなぜ面接で落ちてしまうのか、面接官は面接中にどんなことを考えているのかわからないのであれば本記事を参考にしてみてください。面接の通過率を上げるためのヒントを大公開しております。
step2:自己紹介を極める
STEP2は「自己紹介の型を作ること」です。
大前提として、面接は就活生が面接官に与えた情報をもとに進んでいきます。
つまり自己紹介の型を作ることで、面接の内容をある程度誘導できるということになります。
もちろん面接の内容を全て想定内に収めることは難しいかもしれませんが、これまですべて予想外であった面接の流れをある程度だけでも予想できるのは非常に大きな進歩であるはずです。
以上のメリットにより、自己紹介の型を作ることをオススメします。
とは言え、「自己紹介の型を作るといっても、何を言えばいいのか分からないから困っている」と思う方もいると思います。
そこで以下では、面接で有効な自己紹介のテンプレートについて紹介をしていきます。
まずは、元気よく自分の名前と大学名を伝え、次に、これまでの自分の活動の根底にある大切にしている価値観や考え方を伝えましょう。
内容は基本的にはなんでも問題ありません。
例えば、学生時代に色んなバイトを経験をしている人であれば、「好奇心を抱いたことにはどんどん挑戦をしていくことを大切にしてきました」などが挙げられます。
自分の価値観を述べたあとは、学生時代に取り組んできた内容、いわゆるガクチカを簡潔に伝えましょう。
そして、ガクチカを述べた後は自分の強みを一つ伝え、最後は面接への意気込みを話し自己紹介を締めましょう。
以上のような自己紹介をすることで、自分の価値観・ガクチカ・自己PRの3つの質問のいずれかに誘導できる可能性が高まります。
step3:回答の型を知る
面接では短い時間でどれだけ自分のことを理解してもらえるかが重要になってきます。
自分のことを理解してもらうと言っても、ただたくさんアピールするのでなく、相手がいかに理解しやすいように話せるかが大切です。
確かに「たくさんアピールしたい」という気持ちが強く出てしまうことにより、面接官の質問に対する回答とずれていたり、会話というよりもプレゼンテーションのようになってしまっている人も少なくないと思います。
ですが、面接では一方的に話す(アピールする)のではなく、面接官と会話をすることを意識しましょう。
その際は以下のフレームワークに沿って話すように意識してみてください。
就活に失敗したと感じている人
ここまでは就活で失敗しないためのテクニックを紹介してきましたが、ここからは気持ちの作り方について話していきたいと思います。
✓ このままどこからも内定もらえないんじゃないか
✓ 人格を否定されている気分
✓ もうやめたい
✓ こわい
✓ 不安
上記に当てはまっている、共感できるという就活生は少なくないと思います。
なかなかうまくいかず落ち込んでしまう気持ちもわかりますが、いつまでもズルズルと落ち込んでいるのは時間がもったいないですよね。
そのため少しでも気持ちが沈んでしまっている人は、以下のリラックス方法を試してみてください。
また、人間はストレスを抱えた状態が続いてしまうと、ストレスに対する抵抗力が低下してしまいます。ストレスは免疫力にも大きな影響を与えてしまうと言われているため、できるだけためないようにしたいですよね。
ストレスのような精神機能を安定させるためには、身体的機能の正常化が非常に重要となってくるため、就活生の皆さんは身体的機能を正常化させるためにも以下を意識した生活を送ってみてください。
【就活失敗】まだ間に合う!内定獲得するための対策方法を紹介‐まとめ‐
本記事では就活に失敗しないための対策方法を紹介しました。人によってすべきことは異なるため、自分に当てはまる対策を把握した上で、実践してみましょう。
自分に当てはまる原因がわからないという方は、以下の記事を参考にしてみてください。
実はあなたが受からない原因は自分の行動次第で案外改善できることかもしれません。 受かる人の特徴や自分の問題点が知りたい人必見です。
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