●ブライダル業界の志望動機では「人生で一度の結婚式を忘れられないものにしたい」等、ブライダル業界ならではの志望理由を伝え熱意をアピールする。
●ブライダル業界で求められる人物像は「ヒアリング能力がある」「コミュニケーションスキルがある」「情報収集力がある」「勤勉である」「お客様視点で物事を考えられる」を満たす人。
「結婚式に関わる仕事ができる」「人の幸せな瞬間に立ち会える」といった理由から学生の人気を集めるブライダル業界。
人気であるからこそ、志望動機を作成する際は熱意を十分に伝える必要があります。本記事では、ブライダル業界の仕事内容や評価される志望動機の書き方、例文を紹介しています。
ブライダル業界を志望している就活生は、ぜひチェックしてみてください。
ブライダル業界とは?
ブライダル業界は、挙式を提供する「結婚式場の運営企業」が結婚式をあげたい「新郎新婦」に挙式や披露宴などの結婚に関わるサービスを提供し、それに対して費用をもらうことで成り立っています。
ブライダル業界で運営している結婚式場には「ホテル」「専門式場・神社」「レストラン」「ゲストハウス」「自宅ウェディング」と5つのスタイルがあり、式場によって雰囲気が大きく異なります。
主なウェディングスタイル
先ほども述べたように、近年は消費者の価値観の多様化に伴って様々なタイプの結婚式が行われています。
世の中にはどのような結婚式があるのか、まずは見ていきましょう。
専門式場・神社
本格的なチャペルや神殿で挙式を挙げることができるため、高級感のウェディングスタイルと言えます。
また、着付けや美容等、ゲスト向け設備が充実しているのも特徴です。
施設設備、知名度、扱っている商品の多さなど、どこを見ても過不足なく平均点が高いと言えるでしょう。
ホテルウェディング
ホスピタリティの専門家がそろっているホテルでの結婚式は、どのようなタイプのゲストを呼ぶのにも最適なため多くの人が利用しています。
オリジナリティを追求するには物足りないかもしれませんが、至れり尽くせりのオールマイティな会場であることがメリットといえるでしょう。
レストランウェディング
名前通り、レストランで行う結婚式は料理重視のカップルが利用することが多いようです。
近年はチャペルや控室を備えた会場も増加しており、アットホームな少人数ウェディングを計画しているカップルにはぴったりの会場といえます。
ハウスウェディング
洋館風の邸宅や一軒家レストランを貸し切って挙式・披露宴を行うハウスウェディングは最近のトレンドスタイルです。
ガーデンやプールが併設されている会場も多く、まるで自宅にゲストを招待しているかのような、アットホームでカジュアルな結婚式を挙げることができます。
自宅ウェディング
新婦が新郎宅に出向いて行われる、日本の伝統的な結婚スタイルです。
会場費がかからず、カメラマンやその他演出もすべて自分たちで手配するため、文字通りアットホームな結婚式をしたいカップルには最適なスタイルと言えるでしょう。
ブライダル業界の主な職種
ブライダル業界というと多くの人がウェディングプランナーを思い浮かべるかもしれませんが、他にも様々な職種が存在します。
主要な職種について、それぞれ簡単に見ていきましょう。
ウェディングプランナー
お客様とのヒアリングを重ねて理想とする結婚式の実現をサポートする仕事であり、全体の約9割を女性が占めていることから女性人気の高い職種であるということが言えます。
お客様の希望を正確に汲み取って形にするため、ヒアリング能力をはじめとしたコミュニケーション力は必須です。
プロデューサー
式場の見学から成約までを担当し、お客様とのファーストコンタクトを担う仕事です。
ファーストコンタクトで会社の魅力や想いを伝えるという点で非常に重要な職種であると言えます。
スタイリスト
新婦のドレスや式場全体のコーディネートを行う仕事です。服飾やインテリアなど、専門的な知識や経験が必要となります。
キッチンスタッフ
新郎新婦に代わってゲストへの感謝を伝える料理を提供します。時には新郎新婦と話し合いながらメニューを考えることもあります。
ブライダル業界で評価される志望動機を作る3つのステップ
ここではブライダル業界の志望動機を書く際に意識してほしいポイントを3つ紹介します。これから志望動機を作成するという人は、以下のポイントを参考に作成してみてください。
(1)志望動機に必要な要素を把握する
志望動機を作成する際は「なぜブライダル業界か」「なぜその企業なのか」をしっかりと深掘りしましょう。
“なぜブライダル業界なのか”については、数ある業界の中でもなぜブライダル業界を選んだのかについてしっかりとした理由を準備しておく必要があります。
「人生で一度の結婚式を忘れられないものにしたい」のようなブライダル業界ならではの理由を入れると良いでしょう。
“なぜその企業なのか”については、志望企業の強みや事業形態などの特徴を調べて、競合他社と差別化しながら伝えることが大切です。
例えば、テイクアンドギヴ・ニーズであれば「人の心を、人生を豊かにする」というミッションを掲げています。
各企業が何を大切にし、どのような理念を持っているのかをしっかりと理解したうえで、自分が共感したポイントを分かりやすく伝えていきましょう。
(2)ブライダル業界の求める人物像を把握する
ブライダル業界の仕事は、人を喜ばせることや、誰かのために頑張ることが好きという想いがなければ続けられない仕事です。
また、お客様の理想とする結婚式を再現するためのヒアリング能力やコミュニケーションスキルも必要と言えます。
ブライダル業界のトレンドやお客様のニーズは多様且つ変化し続けているため、常に新しいトレンドを把握するための情報収集力や勤勉さ、お客様視点に立ち物事を考えられるという能力も求められるでしょう。
(3)志望動機のフレームワークを知る
情報収集や自己分析を基に、伝えることが決まれば、あとは書くだけです。必ずしもオリジナルの構成にする必要はありません。
シンプルでわかりやすい文章構成が、相手を意識した書き方であり、読んでもらうコツです。
文章力に課題がある人は第三者にチェックしてもらうことで、「て・に・を・は」、接続語、「です・ます」調など細部まで整えましょう。
(1)志望動機をひと言で
(2)具体的に言うと
(3)理由(過去の経験と業界・その会社の関連性)
(4)入社後にどうなりたいか
志望動機の考え方、書き方を詳しく知りたい方は下記をご覧ください。
ブライダル業界の志望動機例文
実際に選考を通過したESの志望動機の例文から、クオリティと書き方を学び、自身の書類に活かしてください。
ワタベウェディングの志望動機の例文
さらに私は、貴社のインターンシップに参加させて頂き、会社や社員様の雰囲気が自分には合っていると感じました。そのため、自分自身も貴社の社員様と共に働きたいと感じ、またお客様に一生の想い出や感動を提供していきたいと考えております。
貴社で実現したいことは、ウエディングプランナーとして喜びや一生の想い出、感動をお客様と共に作ってくことです。そのためには、いかにお客様の気持ちに共感して提案、相談できるかが大切ではないかと考えております。なぜなら、挙式や旅行を行うのは私たちではなく、お客様だからです。そしてその過程が最高の挙式や旅行に繋がるのではないかと考えております。
⇒志望企業を選んだ理由や、入社後実現したいことについて具体的に書けており、熱意の伝わる志望動機になっていると言えるでしょう。
引用元:unistyle/選考通過者本選考ES(ワタベウェディング21卒)
テイクアンドギヴ・ニーズの志望動機の例文
インターンシップの際に学生一人一人に手書きでメッセージを書き、学生を心から応援している気持ちが伝わったことから、貴社でならお客様のための価値のある結婚式を作れ、未来を支えることができると考え貴社を志望致します。
⇒魅力を感じた点とその理由の因果関係がやや曖昧なため、200文字という少ない字数制限ではありますが理由の部分をより具体化できると良いと思います。
引用元:unistyle/選考通過者本選考ES(テイクアンドギヴ・ニーズ21卒)
アイケイケイの志望動機の例文
私は、ソラリアプラザに行くことが多く、SC内の空間もアート的でおしゃれであり、行くだけでワクワクした気持ちになれます。また、お手洗いが凄くこだわっているなと思います。フィッティングルームは使いやすく、子供がいる女性への配慮もあり、空間の演出が素敵で、SCを利用する人の期待値以上の空間になっていると思います。
私もこういう場所を一緒に作ってみたいと思い、エントリーさせて頂きました。
⇒実際に感じたことや自分の考えを交えた上で志望動機を書けており、説得力のある志望動機と言えるでしょう。また、企業研究をしっかりしてきたことも伝わる内容になっています。
引用元:unistyle/選考通過者本選考ES(アイ・ケイ・ケイホールディングス22卒)
上記例文の他にも就活支援サイトunistyleでは選考通過者のESを7万件以上掲載しています。 下記画像からサイトに移動できるので、ぜひES作成の参考にしてください。
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ブライダル業界の志望動機を書く際の注意点
ブライダル業界の志望動機を作成する際は、抽象的な志望動機になっていないか注意しましょう。
例えば「お客様に幸せを提供したい」のようなアピールでは、「それってブライダル業界じゃなくても良いのでは…?」と思われてしまう可能性があります。
このように判断されてしまうと、志望度が低い印象を持たれてしまい、選考を突破するのは難しくなってしまいます。
そのため志望動機を作成する際は、業界研究を十分に行った上でブライダル業界でなければいけない理由をアピールするようにしましょう。
まとめ
いかがだったでしょうか。ブライダル業界は将来性が不安視されていますが、逆に言えば業界全体が変化していく中で様々な新しい可能性を秘めている業界であるともいえます。
ブライダル業界の志望動機を作成する際は本記事で紹介したポイントを意識した上で、あなたのブライダル業界に対する熱意を伝えてみてください。
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- 「ブライダル業界を目指すならではの志望動機とはどういう内容?」
- 「ブライダル業界で評価される志望動機を書くにはどうしたらいい…?」
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