●一般的な就活スケジュールと比較した時に、今の自分の状況がどのくらい遅れているかを確認して、その状況に合わせた対策をする必要がある。
●就活に出遅れたと感じた時に覚えておくべきことは[人と比べない・諦めない・1人で頑張りすぎない]、この3つの考え方。
就活に出遅れたと感じ「もう無理だ…」と諦めたくなる人もいるかもしれません。
しかし、就活に出遅れたとしても本記事でご紹介する”やるべきこと”を着実に行えば、今からでも逆転することはできます。
これまで何も就活をしてこなかった人、ESは提出したけど面接経験はない人など、就活に不安を感じている人は、ぜひ参考にしてみてください。
就活はいつからが「出遅れ」になる?
あなたが就活に出遅れたと感じている理由はなんでしょうか。
もしも周りの友達の就活状況や、あなたの感覚だけで出遅れたと思っているのであれば、世の中の就活生の就活スケジュールを確認してみましょう。
一般的に認知されている政府が主導する就活のスケジュールは、大学3年生の3月から企業による説明会・学生によるエントリーシート(ES)の提出が始まり、6月から面接が開始するという流れになっています。
上記だけを見ると6月の面接解禁に向け就活準備をすればいいように感じますが、実際は6月の解禁前に内定を出す企業も少なくありません。
実際、24年卒を対象にした就職みらい研究所の調査によると、面接解禁日の6月1日時点での内定率は79.6%となっており、『就活解禁のタイミングで約8割の就活生がすでに内定を持っている』ということがわかります。
そのため6月の面接解禁前で「まだどこの企業にもエントリーしていない…」「エントリーはしているけど、なかなか書類選考が通過できない…」という状況の人は、就活に出遅れていると言えるため、就活エージェントを利用してみるのも1つの手段と言えるでしょう。
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今の「出遅れ状態」を確認しよう!
ここでは上記で紹介した一般的な就活スケジュールと比較して、今自分がどのくらい就活に出遅れているかを確認し、今後おこなうべきアクションを確認しましょう。
(1):WEBテスト・ESが通過しない
履歴書・ESなどの書類選考やWEBテストなどの筆記試験に通らなければ面接には進めません。
そのため、ここでは書類選考と筆記試験で落ちてしまう原因についてそれぞれ紹介します。
まず筆記試験で落ちてしまう人は、単純に勉強不足が挙げられます。
問題自体の難易度はそれほど高くはありませんが、傾向を知り、対策をしなければ制限時間内に終わらせることは難しいでしょう。そのためまずは1日10分でも良いので、勉強する時間を作ってみてください。
その際、あれこれ対策をするのではなく、特に頻出である「SPI」「玉手箱」どちらか1冊の参考書に集中して取り組むようにすると良いでしょう。
次にESに関しては、書いて終わりではなく第三者に添削してもらうことをオススメします。
ESでは相手が読みやすい文章になっているかどうかが重要であるため、客観的な意見をもらうことでさらに精度の高いESになるでしょう。
(2):面接が通過しない
面接に進んでいる人の場合、自分の面接での態度や返答を振り返り、改善すべき点はないか、探してみると良いでしょう。
面接のどの段階で落ちているかによって対策すべきことが異なるため、以下で選考フェーズごとに落ちやすい就活生の傾向をまとめました。
面接における課題を見つけることはできましたか?課題を見つけたら、改善するためにすぐに対策を行いましょう。
(3):全く就活をしていない
中にはまだ説明会にも参加したことがなく、履歴書などの準備も始めておらず、やらなければいけないことがたくさんあるのはわかっているものの、何からどう手をつければいいかわからないという人も多いのではないでしょうか?
就活という未経験のことで戸惑うのは当然のことなので、就活に関して右も左もわからないという人は[すべきことの順番]や[やり方]を学んでいけば良いだけです。
就活の出遅れを挽回する方法
本記事を読んでいる就活生は、選考状況、もしくは就活を始めたタイミング的に余裕がない人が多いと思います。
以下で紹介している6項目は本来必ず実施しなければならないことですが、じっくり対策をしている時間はないと思うので、できるだけ早く効率的に対策をするコツを紹介していきます。
自己分析は他己分析でする
他己分析とは、自分の性格や長所・短所を他の人に聞くことで、客観的な自分を知ることができる自己分析方法です。
聞く相手は誰でもかまいませんが、家族や中学・高校の同級生、同じ部活、サークル、ゼミの先輩・同級生など、あなたのことをよく知っている人に頼む方が良いでしょう。
また、長所を聞く際は複数人に聞いてみることをオススメします。理由としては、人によって感じる強み弱みが異なるためです。
また企業によって求める人物像が異なるので、企業に合わせた強みをアピールするためにも、自分の強みは複数把握しておくと良いでしょう。
ただ、頼める人がいない、人に聞くのは恥ずかしいという人は、自身でおこなう自己分析でも問題ありません。
自己分析をおこなう場合は以下の記事を参考にしてみてください。
今回紹介しているのは「マインドマップ・ジョハリの窓・モチベーショングラフ・SWOT分析・自分史・本の活用」の6つです。それぞれの特徴を理解して自分に最適なものを選びましょう。
業界・企業研究は社会人に聞く
時間がある場合は様々な業界について調べるべきですが、出遅れている場合は興味のある業界・企業に絞って対策をしましょう。視野を広げる時間はありません。
また、全く知識がない状態から1人で業界・企業研究をおこなうのはとても時間がかかります。そのため、OB・OG訪問を行ったり、知り合いの社会人に話を聞いたりなど、効率的に情報収集をおこないましょう。
周りに社会人がいない場合は就活エージェント の利用もオススメです。様々な企業とコミュニケーションを取っているため、一般的な社会人よりも確実に業界に詳しいです。
ESは添削してもらう
自己分析や業界・企業研究ができている人は、十分情報が手に入っている状態です。あとは選考用に加工するだけです。
ここで問題になってくるのが、文章力や表現力です。
ビジネス文章や国語が得意な人は問題ないと思いますが、そうでない人は人事の担当者が見て、わかりやすく魅力的なESを最初から作ることは難しいものです。
しかし何度も選考を受けながら少しずつブラッシュアップする時間はないため、ESの通過率が良かった先輩や友人、社会人の中でも人材業界や人事職の人をみつけて添削をしてもらいましょう。
面接は模擬練習で磨く
伝えたいことは決まっていても、いざ人前に立つとうまく伝えられないという人は多いです。文章と会話は別物だと考えてください。
その中でも面接は、想定外の質問をされることも多く、その場で回答を考えて答えなければなりません。これが多くの就活生が苦戦する理由でしょう。
自信を持って面接に臨むためには、面接の傾向を掴んだ上で模擬練習をおこなってみてください。面接官役は先輩や友人でも構いませんし、1人でも練習はできます。
ただ、最短で面接に慣れるためにはキャリアセンターや就活エージェント、人事の担当者などのプロに行ってもらうと良いでしょう。
面接の傾向を掴むとお伝えしましたが、面接は内容だけでなく、マナーや第一印象などもチェックされるため、マナーについてもしっかりと学んでおいてください。
また本記事で紹介しているポイントを意識しておこなえば自分で模擬面接をおこなうこともできるため参考にしてみてください。
できる限りたくさん選考を受ける
出遅れている就活生の中でも、選考中の企業が少ない、まだ選考に進んでいる企業がないという人はできる限り多くの企業の選考を受けてください。
早めに就活を始めている学生も、一般的に30~40社程エントリーしていると言われています。数社エントリーして内定を獲得できるほど就活は簡単ではありません。
たまに「たくさん受けても意味がない」という意見がありますが、それは行きたい企業や将来のビジョンが明確な上に、ESや面接が得意な人の場合であるため、出遅れている方や苦手意識がある方は、たくさん受けることをオススメします。
“やったほうがよい”レベルの対策は優先順位を下げる
■大規模合同説明会への参加
出遅れている人は大規模な説明会に参加しなくてもOKです。たくさんの企業をまんべんなく知る、視野を広げる段階ではありません。気になる業界を絞ってその中で企業をリサーチしましょう。
■初めから徹底的に企業研究する
よほど志望度の高い企業に関してはやるべきですが、ESの段階で数十社の企業研究を徹底的におこなうことはできません。
口コミや自社HP、周囲からの情報をもとにリサーチし、いざ面接が決まったらもう少し細かく対策を練りましょう。
■自己分析の深堀り
自己分析によって将来やりたいことを明確にすることはなかなか難しいものです。
ほとんどの就活生が「本当にやりたいことは見つかっていない」状態で就活に臨みます。今の段階では漠然としたもので大丈夫です。
また、自身の強みや弱みを見つけることは大事ですが、他の人と比べてインパクトがないからといって無理矢理作ろうとする必要はありません。
■WEBテストの勉強
タイミングにもよりますが、特に4年生の夏頃からはテストが無い企業も増えてきます。
テスト勉強に時間を割きすぎるとテストよりも大事な自己分析や企業研究、ES作成の時間が無くなってしまいます。
そのため、参考書に一度目を通し、最低限の勉強時間を確保しましょう。
就活に出遅れた際に大切な思考
焦ると視野が狭くなってしまいがちですが、就活ではポジティブな思考を持つことが大切です。
ここでは、出遅れたからこそ忘れないでほしい考え方をお伝えします。
就職を諦めない
4年生の夏頃に、不採用が続いたり、第一希望の企業に落ちてしまったりすると、就活を諦めたくなることもあるでしょう。
しかし公務員試験に落ちた人、留学していた人、部活やゼミが忙しかった人など、夏以降に就活を始める人は少なくありません。
また、通年採用を実施している企業や採用目標人数に達しておらず採用を続けているという企業もあるため、諦めずに就活を継続していれば自分に合った企業に出会える可能性があります。
とはいえどうしても行きたい企業に落ちてしまった、最後までやりきった上で納得できないという場合は、就職留年という方法もあります。
しかし就職留年をした場合は、新卒ではなく既卒扱いとなるため、来年選考を受ける際に採用枠が減ってしまったり、新卒採用よりもスキルや経験を求められたり、選考を突破する難易度が上がってしまうのも事実です。
そのため、特に「絶対ここじゃないと入社しない!」といった企業がない場合は、諦めず夏以降も選考を受けてみると良いでしょう。
本記事を参考に秋に内定を獲得するための必勝法を知り、内定を勝ち取りましょう。
1人で頑張りすぎない
就活は1人でやるものだと考えている就活生もいるかもしれませんが、1人で対策できることには限りがあります。実際、自分で就活対策をおこないながら、応募する企業を探すとなるとどうしても時間がかかってしまうでしょう。
そのため「就活に出遅れてしまっている」と感じている場合、就活支援をしてくれるサービスを活用して効率的に就活を進めるのも1つの手段です。
最近は、大学のキャリアセンター以外にも、就活サイト・就活エージェントサービス・逆オファー型就活サービスなど就活生の就活を支援するサービスがたくさんあります。
中でも就活エージェントは、専任のアドバイザーが個別面談を実施し、各人の就活状況や人柄を把握した上で、面接・書類選考対策や企業紹介を実施し、内定獲得に至るまでトータルでサポートしています。
また就活エージェントの紹介企業であれば、書類選考や一次面接が除外されたりと優遇を受けられる場合もありますので、ぜひ活用してみてください。
本記事では、就活エージェントのサービス内容の紹介やエージェントを選ぶ際のポイント、エージェントの効果的な活用方法について解説をしていきます。
人との勝負ではない
就活生の中には企業の名前や内定獲得の早さでマウントを取ってくる人もいます。しかし就活で大事なのは内定獲得の早さではなく、自分に合う企業から内定をもらうということです。
いくら早く内定を獲得できたからと言って、自分とミスマッチしている企業だったら全く意味がありません。
自分が「いい!」と思える会社と出会えるまであなたの価値観、あなたのペースで就活を進めてください。
出遅れ就活生の逆転例
この章では、志望業界の選考に出遅れてしまい、就活に失敗するかもしれないと思った就活生が、就活エージェントを利用することによりどのようにして納得のいく企業から内定を獲得できたのかを紹介していきます。
<質問1>出遅れを感じた理由は何ですか?
自分なりに自己分析や業界研究などをしているつもりでしたが、自分だけ面接に落ち続けたからです。
第一志望群の企業の数が徐々に減っていき、このままでは就活に失敗してしまうのではないかという不安をずっと感じていました。
<質問2>挽回した方法は何ですか?
受けている企業に落ち続けていたので、改めて友達に自己分析を手伝ってもらったり、友達が紹介してくれたオススメの就活エージェントを利用しました。
自己分析ではヒストリーラインを一緒に書いて、私の性格を客観的に教えてもらったり、「なんでその企業に行きたいの?」などと深堀りをしてもらっていました。
就活エージェントでは不安だった面接のやり方とか手法を教えてもらいましたね。例えば、まずは自分で質問に対する回答を考えて、回答がずれていないかの擦り合わせをしたりしました。
<質問3>就活エージェントを利用する前と後で変化はありましたか?
気持ち的にすごく楽になりました。
利用するまではずっと「これでいいのかな」って不安を感じながら就活をしていたんですが、「これを聞かれたらこう答える!」という方法がわかって、やることが明確になり、自信を持つことができました。
考え方に関しては、今までどう言えば良いかわからなかったことを、就活エージェントの方が言語化してくれたので、思っていることを明確に表現できるようになりました。
あとは自分が使っていた言葉が意外とネガティブ表現が多かったことに気づけ、さらにネガティブな表現をポジティブな表現に変える方法も知ることができました。
まとめ
本記事では、就活に出遅れたと思っている学生が挽回する方法を紹介してきました。
時期によっては大企業や人気企業と言われている企業から内定をもらうことは難しいかもしれません。
しかし、そのような企業はしっかりと就活の準備を行った人でも内定を獲得することは容易ではないのです。
今から地道にコツコツとやるべきことをこなし、自分に適した企業を見つけましょう。
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- 「友だちの就活状況と自分の状況が違いすぎる…」
- 「就活って出遅れたら挽回ってもうできないのかな?」
- 「就活の出遅れ、これから取り戻したい!」
これまで何も就活をしてこなかった人や友だちとの就活状況にギャップがある人の中には、上記のような悩みや不安を感じることもあるでしょう。
こういう時こそ、1人で就活を進めるのではなく、無料無修正エロ動画をご活用ください。
キャリアアドバイザーなど第三者に今の状況を相談することで、客観的な意見をもらうことができ、次にすべき行動が明確になることもあると思います。
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