●臨機応変に対応できる力がある人の特徴は、[状況に応じた行動ができる][急なトラブルにも落ち着いて対応できる][新しい環境に適応するのがはやい]という3つである。
●対応力があるという自己PRをする際は、エピソードの伝え方や面接時の振る舞いに気を付ける必要がある。
急なトラブルが発生した際にも素早く柔軟な対応ができる人や新しい環境にすぐに馴染める人は[臨機応変に対応できる力]があると言えます。
しかし「臨機応変に対応できることって自己PRになる?」「対応力をアピールする上で気を付けたほうがいいことはある?」といった不安や疑問がある就活生もいるでしょう。
本記事では、自己PRで[臨機応変に対応できる力・対応力]をアピールしようと考えている就活生に向けて、以下を紹介していきます。
- 対応力がある人の特徴
- 対応力があることが評価される理由
- 対応力があることを効果的にアピールする方法
- 過去の就活生が作成した対応力をアピールした自己PR(例文)
自己PRで柔軟性・臨機応変に対応できる力・対応力などのアピールを考えている人は是非参考にしてみてください。
そもそも「臨機応変に対応できる力」とは?
そもそも[臨機応変に対応できる力]とは、具体的にどういう力なのでしょうか?
goo辞書によると、[臨機応変]は『状況に応じた行動をとること。場合によってその対応を変えること』と紹介されています。
つまりその時・その場の状況に応じて、適切な行動を取ることができる人は、臨機応変に対応できる力があると言えるでしょう。
臨機応変に対応できる力がある人の特徴
では、上記で紹介した[臨機応変に対応できる力]がある人とはどういう人なのでしょうか?
ここでは企業が求める臨機応変に対応できる人の特徴を紹介します。以下で紹介する素養に自分が当てはまるかどうかを考えながら確認してみてください。
状況に応じた行動ができる
臨機応変に対応できる力がある人は、想定外のトラブル・出来事に陥った際に咄嗟に的確な判断を下せるという特徴があります。
このように状況に応じた行動ができる人は、例えばアルバイト中に何かトラブルが発生した際、そのトラブルに関する対処法がマニュアルや規則に記載がなくとも、自分が今できることを見極めてその場に合った適切な行動をすることができるでしょう。
急なトラブルにも落ち着いて対応できる
臨機応変に対応できる力がある人は、想定外のことが起きて周りがパニックに陥ってしまっても、自身は落ち着いてその場の状況を把握・認識し、最適な対応をすることができるという特徴があります。
このように急なトラブルにも落ち着いて対応ができる人は、次にすべき行動を考えたり、周囲に対してその状況における最善策を示すことができたりと二次災害を防ぐための行動が期待できます。
新しい環境に適応するのが早い
臨機応変に対応できる力がある人は、新たな環境への適応が早いという特徴があります。
新たな環境への適応が早い人は、例えば転校した時・新たなアルバイトを始めた時など、環境が変わっても積極的に周囲とのコミュニケーションを取り、自ら行動することができるでしょう。
企業が臨機応変に対応できる力がある人を評価する理由
ここまでで、[臨機応変に対応できる力がある人]のイメージが出来たのではないでしょうか?
以下では企業が[臨機応変に対応できる力がある人を評価する理由]を紹介します。以下で紹介する3つの理由を理解した上で、自分の自己PRを見直すとさらに良い内容にすることができるでしょう。
あらゆる事態を想定できるため
仕事をする際、想定していないアクシデントが発生することは少なくありません。
しかし臨機応変に対応できる力がある人は、事前に様々な状況を想定しているため、なにかアクシデントがあった場合でも素早く対処し、リスクを回避もしくは最小限に抑えることが期待できます。
またこのように状況に合わせ臨機応変に動ける人は、他の人が困って動けずにいる中でも、周りの人を動かしすぐに問題を解決することができるでしょう。
このように行動力もある頼もしい人がチームにいると、周囲の人は精神的に安心して仕事に取り組むことができるようになります。
予期せぬ状況にすぐ対応できるため
仕事をしていると、急に締め切りが前倒しになったり、プロジェクトメンバーが退職したりと、予期せぬ出来事が発生します。
このようなイレギュラーな事象が発生した際、焦って対応をしてしまうとミスやトラブルを引き起こし、二次災害や想定以上の損失に発展するケースがあります。
しかし臨機応変な対応力のある人は、想定外な状況に対しても、冷静に原因を見極めた上で、慌てずに次の行動を見極めることが期待できます。
上述のような思わぬ状況に対面した場合でも、心を落ち着かせて状況を見極めた適切な対処策を考えられる人は、会社にとって貴重な存在と言えるでしょう。
他人の意見ややり方を受け入れることができる
仕事だけではなく色々な場面で、意見や考えの不一致は起こるものです。
しかしそのような状況において、臨機応変な対応力のある人は、自分の考えややり方に固執しすぎず、他人の意見を柔軟に受け入れ行動することが期待できます。
このように自分とは異なる意見を否定せず、他人の意見を尊重した上で、判断・行動ができる人は、価値観や視野が広がりやすく、相手との信頼関係を築きやすいことから、チームでの仕事に向いているでしょう。
臨機応変に対応できる力をアピールした自己PRの作り方
自己PRを書く際は以下のフレームワークに沿って書くようにしましょう。
結論では自分の長所を「臨機応変に対応できる力があります」「対応力があるです」と端的に述べ、その後に自分にその力が備わっていることを証明できるエピソードを伝えます。
その際[臨機応変に対応できる力が備わっていると考えた理由]や[実際に取った行動]を具体的に説明するようにしてください。
そして自分のとった行動によってどんな結果になったか、その経験を通してどのようなことを学んだのかを伝え、入社後に自分の長所である対応力を活かし、どうやって志望企業に貢献するかを述べましょう。
フレームワークの各要素の例文は、日本生命の内定を獲得した22卒の就活生の自己PRを参考に確認してみましょう。
■結論
■エピソード
■結果・学んだこと
■入社後どう活躍できるか
引用:unistyle/日本生命(日本生命保険相互会社)22卒内定
自己PRの詳しい書き方については以下の記事で紹介しているので、自己PRを考える際は参考にしてみてください。
その他にも企業が自己PRを聞く意図や例文なども紹介していますので、参考にしながら自分の自己PRの作成にお役立てください。
【例文】臨機応変に対応できる力をアピールした自己PR
ここでは[臨機応変に対応できる力]をアピールしている自己PRを、上述でお伝えしたフレームワークに合わせて4つのカテゴリーごとに8つの例文を紹介していきます。
1. アルバイト編
■例文1
文頭に記載した自身の強みが、具体的かつわかりやすく書かれています。また強みが入社後にどういう場面で活かせそうかまで考えられている点も素晴らしいでしょう。
■例文2
状況が詳細に記載されているため、対応時のイメージをすることができ、その人らしさを感じることができます。しかしそのエピソードを受けて、何を学んだのかなどが記載されておらず、感想文のように見受けられます。
その時「なぜその行動を取ることができたのか」「この事から学んだこと」といった点を追記できるとより良い内容になるでしょう。
■例文3
課題に対してどのように向き合ったのか、どのような行動をとったのかが記載されているため、状況が浮かぶエピソードです。最後に入社後の意気込みも記載できるとさらに良い自己PRになるでしょう。
2. 部活編
■例文1
マネージャーとして、状況に応じた行動ができていることがよくわかる内容になっています。[人と関わった経験]が、社会人になってからどういう場面で活かすことができるか、といった点まで考えられるとより良くなるでしょう。
■例文2
少ない文字数制限の中で、自身の強みが培われた背景・高校時代のエピソードが記載されているため、全体を通して深みのある内容になっています。
3.サークル編
■例文1
こちらも少ない文字数制限の中で、自身の強みを裏付けるエピソードがわかりやすく書かれています。
入社後に[相手のニーズを正確に捉える力]と[それに応えることのできる対応力]という強みをどのように活かしたいかまでを記載できるとより良い内容になるでしょう。
■例文2
フレームワークに沿って綺麗な構成で書けています。参加率を数字で説明することで、リアルな状況をイメージすることができ、説得力のある内容になっています。
4.インターン編
■例文1
自身の強みだけでなく、大事にしている考え方が明確に記載されています。また実際に人柄が評価された結果、そして入社後の意気込みがわかりやすく書かれています。
臨機応変に対応できる力を効果的にアピールするために気を付けること
[臨機応変に対応できる力がある]という自己PRは、企業にとってとても魅力的な自己PRです。
しかし、エピソードの伝え方や面接時の振る舞いによっては、面接官にネガティブな印象を与えてしまう可能性があります。
そのため以下で紹介している2つの注意点には気を付けるようにしてください。
主体性がないと思われないようにする
臨機応変な対応ができる人は、相手やその場の状況に合わせることが得意で、誰とでも円滑に付き合うことができるため、主体性がなく、周りに流されやすい性格とネガティブに捉えられてしまう可能性があります。
周りに合わせられる能力は必要ですが、言うべき時には自分の意見をしっかりと言える人でなければ頼りない印象に繋がってしまうでしょう。
また繰り返しになりますが、本当は主体性があるのに「対応力がある」という抽象的な伝え方をしてしまったことによって、面接官との齟齬が生まれてしまっては勿体ないです。
そのため、自己PRのエピソードは主体的に行動したことが伝わるようなものを選ぶようにしてください。その上で対応力を具体的な言葉に言い換えてアピールすると良いでしょう。
[対応力があること]の言い換えが思いつかないという就活生は、以下を参考にしてください。
- 判断力がある
- 機動力がある
- 要領がいい
- メンタルが強い
- 執着心が少ない
- 問題解決力がある
- 気持ちの切り替えが早い
- 周囲に気を配ることができる
- 突然の出来事にも柔軟に対応できる
- ミスを引きずらずに前向きに行動できる
面接の質問にも焦らず回答する
面接の際、予期せぬ質問にうろたえたり、表情が固まってしまったりすると、いくら自己PRで臨機応変に対応できる力をアピールしても説得力がありません。
アピール内容に説得力をもたせるためにも、対応力をアピールする際は、面接で思わぬ状況に陥ったとしても慌てることなく何事にも柔軟に対応することを意識してください。
例えば、予期せぬ質問に出会った場合は「面接官はどういう意図でその質問をしているのか?」という視点で考え、意図にあった回答ができるよう焦らず回答しましょう。
本番のような緊張感をもって面接練習がしたいと考えている人は、大学のキャリアセンターや就活エージェントのようなサービスを活用することをオススメします。
「就活エージェントがどういうサービスなのかわからない」という就活生は是非以下の記事も併せて確認してみてください。
そんな就活生に向けて本記事では、就活エージェントのサービス内容の紹介やエージェントを選ぶ際のポイント、よくある質問にお答えしています。
まとめ
本記事では自己PRで[臨機応変に対応できる力があること]を効果的にアピールする方法や注意点、例文を紹介してきました。
仕事をする上で臨機応変に対応する力は必須となるため、うまくアピールできれば好印象を与えることができるでしょう。
ただ、本文でもお伝えしていますが[臨機応変に対応できる力]はやや抽象的な言葉であり、言葉を聞いただけではイメージが湧きづらいです。
そのため、[エピソードを詳細にそして数字を使って定量的に話す][対応力という言葉を言い換える]という2点を是非意識してみてください。
また「そもそもどのような自己PRをすべきか悩んでいる…」という就活生は、是非以下の記事も参考にしてください。
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