「エントリーシートの例文を参考にしたい…!」「エントリーシートに書くエピソードってどれくらいのレベルならOKなんだろう…?」
就活生の中にはこのような不安を抱えている人もいると思います。
そんな人に向けて本記事では、「志望動機(志望度)・就職活動に関する設問」「自己PR・ガクチカ、あなた自身に関する設問」「業界特有の設問」の例文を紹介していきます。
その他にも、エントリーシートの書き方や、書くエピソードは企業ごとに変えた方が良いのかという就活生の疑問についても解説してますので、ぜひ最後まで読んでみてください。
エントリーシートの書き方
まずは、エントリーシートの必須項目とも言える「志望動機」「自己PR」「ガクチカ」の書き方を紹介します。
フレームワークやポイントを紹介しますので、エントリーシートを書く際はぜひ参考にしながら書いてみてください。
志望動機の書き方
志望動機を書く際は、上図のような流れで書いていきます。
まずは一言で志望理由を伝え、次はなぜそう思ったのか理由を書きます。ここでのポイントは「自分自身の経験に基づくエピソードを書く」ということです。
続いては、数ある企業の中からその企業を選んだ理由を書きます。どのような観点で伝えれば良いかわからないという人は、以下の中から選んでみてください。
●企業で働く社員から
●企業の強みから
∟業務内容
∟サービス/商品(コンセプト)
∟社会貢献活動
最後は入社後志望企業でどの様に活躍したいか、企業にどんな形で貢献できるかを伝え、志望動機を締めます。
自己PRの書き方
自己PRを書く際は、上図のような流れで書いていきます。
まずは一言で自分の強みを伝え、次は先程伝えた強みがあるということを証明できるエピソードを書きます。ここでのポイントは、できるだけ具体的に伝えるということです。
その出来事の中で生じた課題・目標、その課題・目標に対してどのような行動を取ったのかまで書いてください。
エピソードの次は結果を書きます。結果を書く際、自分の上げた成果を最大限伝えるためにも、定量的に書くようにしましょう。
最後はここまで伝えてきた長所をどのように志望企業の業務に活かしていくのかを書いて、
自己PRを締めます。
ガクチカの書き方
ガクチカを書く際は、上図のような流れで書いていきます。
まずは一言で学生時代に頑張ったことを伝え、次は先程伝えた頑張ったことをなぜ行ったのか理由を書きます。
理由を書いたら、その活動を行う際に立てた目標や直面した課題を伝え、それに対してどのような取り組みや対策を行ったのかを書きましょう。
ここでは「話を聞いた」などのような抽象的な言葉ではなく「どの様に話を聞いたのか」を具体的に記載することがポイントです。
具体的な取り組みについて伝えたら、どのような結果になったかを記載し、最後はこの出来事から学んだことを書いて文章を締めます。
より詳しい「志望動機」「自己PR」「ガクチカ」の書き方が知りたいという方は、以下の記事を参考にしてみてください。
エントリーシートの例文
続いてはエントリーシートの例文を紹介します。
今回は「志望動機(志望度)・就職活動に関する設問」「自己PR・ガクチカ、あなた自身に関する設問」「業界特有の設問」の例文を紹介していきますので、それぞれ確認してみてください。
志望動機(志望度)・就職活動に関する設問と回答例
2年おきに4度ベトナムを訪れた際、渡航する度に急速に発展していく姿を目の当たりにし、これ以上に現実感の伴った成長を感じるフィールドは無いと確信しました。バックパッカーとして14カ国を訪れた際は不衛生な水道水やゴミ山問題から、インフラ整備が不十分な現状を実感し、途上国の生活水準向上へ貢献したい想いを強くしました。
高い技術力によって製造されるポンプを通じて世界中の電力インフラ、水インフラへ貢献すると共に、今後も新興国を中心とした海外展開を加速する方針の貴社でこそ自身の目標を達成できると考えています。
また営業として貴社の製品を世界へ広め、途上国発展へ寄与したいと考えています。
参照元:unistyle/選考通過者インターン選考ES(荏原製作所17卒)
【良いポイント】
●構成が「志望理由→背景・理由→企業を選んだ理由→入社後について」の流れで綺麗に書けています。
●背景・理由や企業を選んだ理由の部分が具体的に書けていて、理解しやすい内容になっています。
【改善ポイント】
●入社後について、もう少し具体的にどのように活躍したいと思っているのか書けると良いでしょう。
1つ目は、営業として会社の売り上げに貢献すること。2つ目は、広告・宣伝や営業推進に関わることで、シェア拡大するための提案をすること。3つ目は、商品を企画し生み出すことで、直接お客様の求めるニーズを満たすことです。
入社後5年ほどはしっかりと営業で成績を出したいと考えています。販売店の方やお客さまの意見を聞き、まずはそのニーズにしっかりと応えられる営業マンになります。
また、営業で得た情報を会社に持ち帰り共有することで、新製品開発に繋げたいです。その後、広告・宣伝の仕事か営業推進の仕事に携わり、製品のシェアを広げる仕事をします。
最終目標としては市場全体のニーズを理解した上で商品企画の部署に移り、それまでに得た知識と経験を生かして、ニーズに応えられる新製品をゼロから創り出していきたいです。
参照元:unistyle/内定者本選考ES(大王製紙17卒)
【良いポイント】
●やりたいこととして挙げている3つのものを、どういう流れで行っていきたいと思っているのか、具体的に「何年間はこれをやって、その後はこれをやる」といったように設定できているので、とても説得力のある目標になっています。
【改善ポイント】
●挙げている3つのやりたいことを説明する際に少しでもその企業にからめて書けると良いでしょう。
●設問で「そのキャリアに向かって現在取り組んでいること」と書かれているので、それについても触れられると、より志望度が伝わる内容になります。
きっかけは、○○で日系企業を見学した時に、海外進出の重要性と必要性を感じたからです。技術力の高い日系企業が海外に進出することで、お客様には新しいビジネスのチャンスとなり、現地にいい影響を及ぼすと考えています。
その中で、貴社を志望する理由は2つあります。まず、現場を大事にする考え方に共感したことです。学生団体の活動で、直接足を運んで体験することの大事さを学んだ経験から、貴社の考え方にとても共感しています。
次に、圧倒的に成長できる環境であるためです。若手から裁量権を持ち、幅広い分野の仕事に携わることができるということで、成長するためには貴社が一番だと考えています。
参照元:unistyle/選考通過者本選考ES(豊田通商20卒)
【良いポイント】
●将来の夢をただ伝えているだけでなく、志望企業についても触れて書いていることでより志望度の高さをアピールすることができています。
【改善ポイント】
●「成長できる環境」と言ってしまうと場合によっては受け身なイメージを持たれてしまう可能性があります。そのため、成長できる環境を志望理由として伝える場合は「この人は自社に貢献してくれそう」と思ってもらえるような主体的な内容もプラスして伝えられると良いでしょう。
自己PR・ガクチカ、あなた自身に関する設問と回答例
私の短所は反省しすぎてしまう点です。反省をしつつも時間を区切って切り替える事で短所の克服に努めています。
参照元:unistyle/選考通過者本選考ES(日鉄物産(旧日鉄住金物産)19卒)
【良いポイント】
●ただ短所を述べるだけでなく、克服するために今取り組んでいることについても書けていることで「成長意欲や向上心がある」というプラスな印象を与えることができます。
【改善ポイント】
●文字数に余裕がある場合は、長所の部分でもう少し具体的にどんな行動を取ったのか書けると良いでしょう。
塾に通う受験生の多くが偏差値や立地だけで大学を決めているという現状を知り、それでは入学してから何の目的も持てずにダラダラ過ごしてしまうかもしれない、せっかく頑張って入学しても勿体ないと感じたからです。
そこで私は志望大学を決める前に生徒自身に将来図を描かせています。なんとなく決めた大学に入学するための勉強という考え方ではなく、自分で描いた将来図の第一歩として勉強するという思考に変換したところ、生徒も納得感を持ちながら受験勉強に取り組めるようになりました。
この経験から相手の幸せのためには双方向のコミュニケーションが必要だと学びました。
参照元:unistyle/選考通過者本選考ES(三谷商事19卒)
【良いポイント】
●動機の部分がしっかりと書けているため、「だからこのような行動を取ったんだな!」と読み手も理解しやすい内容になっています。
【改善ポイント】
●おおよそガクチカのフレームワーク「結果→動機→目標・課題→取り組みや対策→結果→学び」に沿って書かれていますが、「目標・課題」がなかったので、この部分があればさらに良いものになるでしょう。
例年より1.6倍多い部数であったが、25名のメンバーの配布参加率を上げることで遂行した。広報冊子の学外配布は、休日や空き時間に、都内数カ所で行うものだった。
最初、チーム員が街頭配布に消極的で、このままでは冊子が大量に余ってしまうと考えた。チーム員と話し合いの場を設けたところ、具体的な目標がないことがモチベーションの低下の原因であるという結果に至った。
そこで、その後の配布活動では、1回ごとの目標配布部数を設定し全員で共有した。また、配布予備日を作り、天候などによる配布計画の乱れにも事前に備えた。
結果、期限内に2万部全ての冊子を配布した。大きなゴールだけでなく、その過程も共有することで、メンバー個人に目標意識を持たせることが重要だと学んだ。
参照元:unistyle/選考通過者本選考ES(YKK19卒)
【良いポイント】
●一番始めに結論として一番の挑戦が何か簡潔に書かれているため、これから何の話しをするのかがわかりやすい文章の作りとなっています。
●動機や背景は書かれていませんが、基本的には綺麗な構成と言えるでしょう。
【改善ポイント】
●なぜそれを行おうと思ったのか、動機や背景について書けると、エピソードの説得力が増します。
業界特有の設問と回答例
誰もが知っている童話のパロディという点と、物語を把握すれば自然とauのサービスも知る事が出来る点から、多くの人にauを広めていると考えます。
参照元:unistyle/選考通過者本選考ES(サンリオ19卒)
【良いポイント】
●なぜそのCMが好きなのか、具体的な理由を書けている点は良いです。
●全体的に簡潔にまとめられています。
【改善ポイント】
●好きな理由を伝える際は、もう少しビジネス観点を入れて伝えられると良いでしょう。例えば、そのCMによってどのような効果が出ると考えられるのかなど、制作側の視点を持って答えられるとなお良いです。
数日前、私と友人はとある旅行代理店に出向いた。運転免許がない私達だったが「車がなくても大丈夫」という根拠のない旅行代理店の口車に乗ってしまい、終日フリープランを予約した。しかし、バスの本数は少なくバス停までの距離を考えると「車がなくても大丈夫」ではなかった。
途方に暮れた私達の傍を一台のタクシーが通り、運転手さんが私達に声をかけた。事情を知った運転手さんは「奄美大島を案内するよ」と私達を乗せ、数々の観光名所を案内してくださった。「若者が来てくれるのはとても嬉しい。だから少しでも魅力を伝えられたら」と、運転手さんは地元話を繰り広げながら奄美の魅力を熱く語った。運転手さんは観光タクシーではなく一般のタクシー会社であったにも関わらず、困っている私達に声をかけ旅を彩ってくれたのだ。
この経験を通して感じたことが三点ある。一点目は「旅行会社は行き先や手段ではなく、旅がもたらす経験価値を提供するべきであること」。二点目は「親身な姿勢が人の心を動かし、感動を与えること」。三点目は「地域の魅力を伝える方々の強い想いを形にしたいと感じたこと」である。貴社に入社して、以上の三点をを形として実現したいと考えている。
参照元:unistyle/選考通過者本選考ES(クラブツーリズム19卒)
【良いポイント】
●ただサービスについて説明するだけでなく、この経験から感じたことをわかりやすくまとめられていて、あなたの思考や価値観、人柄が伝わる内容になっています。
●エピソードの部分で、運転手さんとのやりとりやその時の状況などが具体的に書かれているため、読み手側が齟齬なく、理解しやすい内容になっていると言えるでしょう。
【改善ポイント】
●文字数に余裕がある場合は、最後の「貴社に入社して〜」の部分をもう少し具体的に書けると、より熱意をアピールすることができます。
上記例文の他にも就活支援サイトunistyleでは選考通過者のESを7万件以上掲載しています。 下記画像からサイトに移動できるので、ぜひES作成の参考にしてください。
エントリーシートの内容は業界・企業ごとに変えるべきなのか?
「エントリーシートに書く内容ってどこの企業でも同じでいいの?」と思っている人もいると思います。結論、書くエピソードは同じもので問題ありません。
理由としては、その業界や企業でしか活かせない、特化しているような強みなど、あまりないためです。
そもそも企業ごとに変えられるほど、アピールできるエピソードを持っている人の方が少ないでしょう。
また、いくらあなたが良い強みを持っていたとしても、その企業で活かせるものでなければ意味がありません。
そのためエントリーシートを作成する前に「その企業は本当にその強みを必要としているか」「その強みで志望企業に貢献できるか」を必ず確認してください。
志望企業に「自社に必要な人材だ!」と思ってもらえるようなアピールをしましょう。
まとめ
本記事では「志望動機(志望度)・就職活動に関する設問」「自己PR・ガクチカ、あなた自身に関する設問」「業界特有の設問」の例文や、エントリーシートの必須項目とも言える、志望動機・自己PR・ガクチカの書き方を紹介してきました。
自己PRやガクチカを作成する際に大事なのは、エピソードの大きさではありません。企業は結果よりも過程の部分を重視し、評価しています。
つまり、その経験の中であなた自身がどのような考えを持ち、どのような行動を取ったのかが知りたいということです。
そのためエピソードを選ぶ際は、結果ではなく、あなたの魅力を一番アピールできるエピソードを選ぶようにしてみてください。
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