●Webテストで出題される内容は[言語分野][非言語分野][英語][構造的把握力][性格検査]。
●主要なWebテストの種類は[SPI][ENG-SPI][玉手箱][GAB/C-GAB][TG-WEB][CAB]。
●自分が受けるWebテストを見分ける方法は[URLを見る][口コミサイトやOB訪問で確認する]。
「WEBテストっていろんな種類があるみたいだけど、どの対策をしたらいいんだろう?全部の種類の対策をした方が良いのかな?」と、WEBテストの対策の仕方が分からず困っている人もいるでしょう。
そんな人に向けて、本記事ではWEBテストの対策の仕方をわかりやすく紹介していきます。
WEBテストの対策は明確な終わりがないため、網羅するには莫大な時間がかかってしまいます。そのため、自分に必要なものだけ選択し、効率よく勉強することがポイントです。
また、対策にオススメの本も紹介しているので、本を活用して対策したいと思っている人はそちらも参考にしてみてください。
WEBテストとは?
Webテストとは、文字通りWeb上で受検できるテストのことを指し、新卒採用の場を中心におこなわれています。
WebテストにもSPIや玉手箱など様々な種類があり、テストの種類によって問題形式や科目が異なるため、自分が受ける企業はどのWebテストを取り入れているかを把握することが選考突破において大切です。
Webテストの内容は主に『能力検査』と『性格検査』の2種類で、企業によってはこの他に英語や一般常識などの試験を課すこともあります。
Webテストをおこなう目的
企業がWebテストをおこなう目的は『応募者を絞る』『能力を測る』の2点です。
大手企業や人気企業であれば多くの応募者が集まりますが、採用担当者の人数にも限りがあり、応募者全員と面接をおこなうことは難しいと言えるでしょう。
そのため、面接をおこなう前にWebテストを受験させ、ある程度の人数に絞ろうという目的でWebテストを導入しています。
また、就活生の能力を測るためといった目的もあります。企業は自社に貢献してくれる人材を採用したいという思いで採用活動をおこなっているため、Webテストを通して企業が求めている最低限の地頭があるかどうかをチェックしようとしているのです。
Webテストを受ける時期
Webテストを受ける時期は企業によって異なりますが、一般的に多いのは応募書類提出後になります。
企業が選考をいつからスタートするかによって変わりますが、大学3年の3月下旬~大学4年の5月頃にはWebテストを受験すると考えて問題ないでしょう。
Webテストで出題される内容
ここではWebテストの内容を紹介します。
Webテストではどんな問題が出題されるかわからないという就活生は以下を参考にWebテストのイメージを掴んでおきましょう。
言語分野(能力検査)
言語分野はいわゆる国語に近い問題です。中学校で習うレベルの問題が出題されるため、比較的難易度は低いと言えるでしょう。
具体的には以下のような問題が出題されます。
非言語分野(能力検査)
非言語分野では算数のような問題が出題されます。
難易度としては中学校・高校で習うレベルであるため、それほど難しくはないでしょう。
具体的には以下のような問題が出題されます。
英語
言語・非言語に加えて、企業によっては英語の問題を課されるケースもあります。総合商社や外資系の企業で課されることが多いです。
難易度は高校〜大学受験レベルと言われています。
具体的には以下のような問題が出題されます。
構造的把握力
構造的把握力の問題は必ず出題されるわけではありませんが、企業によっては出題されるケースもあります。
この問題はテストセンターで受検するSPI方式にのみ課される問題であるため、テストセンターで受検しないという人は対策しなくても大丈夫でしょう。
性格検査
ここまで紹介してきたテスト問題は全て能力検査にあたりますが、Webテストでは能力検査の他に性格検査もおこなわれます。
性格検査とは、受験者の性格や人柄を把握し自社に合うかどうかを確かめるためのものです。
性格検査は基本的に正解不正解があるわけではないため、正直に答えるようにしましょう。
主要なWebテスト6選
ここではWebテストの種類を紹介していきます。
Webテストにはたくさんの種類が存在するため、各テストの違いを理解してから対策をおこなうようにしましょう。
SPI
SPIはリクルート社が提供している適性検査で、出題頻度が最も高いテストです。
受験者の回答状況によって出題内容が変化し、正答率が高ければ高いほど、難易度が上がるという特徴があります。
さらに企業によっては、以下で紹介する出題内容に加えて、英語や構造的把握力のテストを実施する場合もあります。
受験方法はテストセンターかWebテスティングです。
ENG-SPI
ENGはSPIの英語版で、SPIのセットで実施されることが多いテストです。
難易度としては英検準2級レベルだと言われており、出題内容が全て英語というのがENGの特徴と言えます。
受験方法はテストセンターかWebテスティングです。
玉手箱
玉手箱は日本SHL社が提供している適性検査で、金融、コンサルティング業界の採用試験で使用されることが多いです。
問題数が多いわりに回答時間が短いという点が特徴です。難易度としてはSPIより高めと言われています。
受験方法はテストセンターかWebテスティングです。
GAB/C-GAB
GAB/C-GABは玉手箱と同じ日本SHL社が提供している適性検査で、新卒総合職の採用試験で用いられることが多いです。
玉手箱は一般的な基礎能力や性格を判断するのに対し、GAB/C-GABはバイタリティやチームワークなどの職務能力を判断するためのテストといった違いがあります。
受験方法はGABはペーパーテスト、C-GABはテストセンターです。
TG-WEB
TG-WEBはヒューマネージ社が提供している適性検査で、外資系コンサルティング業界や金融業界で利用されることが多いです。
他の適性検査と比べると問題数が少なく、難易度が高いと言われています。
受験方法はテストセンター、Webテスティング、ペーパーテストです。
CAB
CABは日本SHL社が提供している適性検査で、SEやプログラマーなどコンピューター職の採用テストで用いられることが多いです。
就活生の学力を測るSPIなどとは異なり、論理的思考力を測る問題が出題されるという特徴があります。
受験方法はWebテスティング、ペーパーテストです。
受けるWebテストの見分け方
自分が受けるWebテストの種類がわからないという就活生も多いのではないでしょうか。
Webテストの対策をする際は闇雲に勉強するのではなく、自分が受けるテストの勉強のみをした方が効率良く対策を進めることができます。
そこでここでは、Webテストの見分け方を紹介します。これからWebテストを受けるという就活生は参考にしてみてください。
URLで見分ける
選考にエントリーすると企業からWebテストのURLが送られてきます。送られてくるURLはテストの種類によって異なるため、URLをチェックすることで受けるテストの種類がわかるはずです。
以下でWebテストの種類ごとのURLを紹介しますので、これからWebテストを受けるという就活生は参考にしてみてください。
http://arorua.net/
●玉手箱/Web-CAB
https://web1.e-exams.jp/
https://web2.e-exams.jp/
https://web3.e-exams.jp/
https://tsvs1.e-exams2.jp/
https://tsvs2.e-exams2.jp/
https://tsvs3.e-exams2.jp/
https://nsvs1.e-exams4.jp/
https://nsvs2.e-exams4.jp/
※玉手箱とWeb-CABは同じ会社が提供しています
●Web-GAB
http://assessment.c-personal.com/
http://assessment.e-gitest.com/
●TG-WEB
http://assessment.c-personal.com/
http://assessment.e-gitest.com/
https://www.c-personal.com/
●CUBIC
https://web-cubic.jp/
https://assessment.cservice.jp/
●不適正検査スカウター
https://tracs.jp
●GPS
https://www.gps-cbt.com/
●BRIDGE
https://generator.cbt.jphttps://www.cbt-s.jp
●TAP
https://www.empweb21.com
●eF-1G
https://ef-1g.com
●SCOA
テストセンター受験
●BRIDGE
https://generator.cbt.jp
https://www.cbt-s.jp
●ミキワメ
https://survey.career-base.jp
●TAL
www.tal-sa.jp
口コミサイトやOB訪問で確認する
就活生の体験談が書かれている就活サイトをチェックすると、その企業がどのタイプのWebテストを導入しているかがわかります。
Webテストの種類だけでなく、難易度やどのような問題が出たのかについても書かれている場合があるため、とても参考になるはずです。
その他にもOB訪問をおこない、志望企業で働いている先輩にWebテストについて聞いてみるというのも効果的でしょう。
しかし企業が毎年同じWEテストおこなうとは限らないため、昨年とは全く異なる種類のWebテストをおこなう可能性があるということは頭に入れておきましょう。
Webテストの対策
ここではWebテストの対策の仕方を4つ紹介します。
参考書やアプリを活用して問題を解く
まだ一度もWebテストを受験したことがないという人は、まずは参考書やアプリを活用して、問題を解いてみるところから始めましょう。
Webテストの参考書は[SPI用]や[CAB・GAB用]など、種類ごとに出版されていることが多いため、本記事で紹介した見分け方で、自分が受ける種類を把握してから参考書を選んでみてください。
他の企業のWebテストや模擬テストを受けてみる
自分が受けるWebテストの種類がわかっている場合は、本番前に同じWebテストを導入している企業のテストを経験として受けてみるのも良いでしょう。
全く同じ問題が出る可能性は非常に低いですが、大体の出題傾向を掴むことはできるはずです。
企業のWebテスト以外にも模擬テストを受けるという方法もあるため、興味がある人はインターネットで検索してみてください。
本番の時間配分を意識して解いてみる
Webテストには制限時間があるため、対策時から時間を意識して解答することをオススメします。
具体的には、参考書などに記されている制限時間をアラームなどに設定し、アラームがなったら解けてなくても次の問題に進みます。
このように本番のスピード感で問題を解けるようにしておくと、Webテスト受験時も「時間が足りない…!」とならずに落ち着いて臨めるはずです。
苦手な問題は重点的に勉強する
問題を解いている中で少しでも苦手だと感じた問題はしっかりとチェックしておき、重点的に勉強するようにしましょう。
例えば非言語の中でも[順列・組み合わせ]は得意だが[推論]が苦手という人は[推論]のみを重点的に勉強します。
参考書を何周かし自信がついてきたら、次は他の参考書やアプリなどで違うパターンの[推論]の問題を解きます。
このような流れで繰り返し勉強していくうちに、確実に苦手分野をなくすことができるでしょう。
Webテスト対策にオススメの本
ここではWebテストの対策をする際にオススメの本を紹介します。本を活用して対策したいという就活生はチェックしてみてください。
これが本当のSPI3だ! 2025年度版 【主要3方式〈テストセンター・ペーパーテスト・WEBテスティング〉対応】
SPIは[テストセンター][ペーパーテスト][WEBテスティング]などの受験方式によって、出題分野や問題の傾向が変わります。
つまり志望企業がどのような受験方式を導入しているかでおこなう対策は異なるということです。
この本は上記の主要3方式全てに対応しているため、1冊で幅広く対策したいという人にオススメの本となります。
また頻出問題を良く出題される順にまとめた『範囲表』も掲載されていることから、対策をした方がよさそうな問題をひと目で把握することも可能です。
さらにこの本は、算数のおさらい部分から丁寧に掲載されています。
そのため、しばらく数学に触れていない大学生や数学の基礎からやり直したいという人も勉強しやすい本と言えるでしょう。
2025最新版 史上最強SPI&テストセンター超実戦問題集
この本に掲載されている問題は比較的難易度が高めのものが多く、SPI・テストセンターで高得点を獲得したいという人向けの本となっています。
また、合格レベルがわかる模擬テストも付いているので、自分の今の状況をある程度把握しながら対策をすることが可能です。
解き方はもちろんですが、テスト中のメモの取り方など、素早く解答を導き出すコツまで紹介されているので「少しでも高い点数を取りたい」「効率的に問題を解けるようになりたい」という人には特にオススメです。
これが本当のCAB・GABだ! 2025年度版
システムエンジニア、プログラマーを目指す人は必須と言われているCABと、商社・証券・総合研究所でよく使われているGABの対策をすることができる本です。
上記を志望している人は是非活用すべき本でしょう。
また、実際の過去の出題範囲や出題内容を忠実に再現されているため、過去の傾向を掴みながら、効率良く勉強したいという人にオススメです。
必勝・就職試験! 【玉手箱・C-GAB対策用】8割が落とされる「Webテスト」完全突破法【1】【2021年度版】
玉手箱の全科目(言語・計数・英語・性格)と、C-GABの能力テスト(言語・計数・英語・性格テスト)の全てが対策できる本です。
実際に玉手箱を受験した学生から情報を収集し、それに基づいて問題を作成しているため、問題の再現性が高いというのもこの本の特徴です。
さらに毎年注目の『有力企業「Webテスト」使用速報』というものが掲載されており、あなたの志望企業が昨年度に実施したWebテストがひと目でわかるというのも、この本ならではの特徴だと言えるでしょう。
Webテストの対策にオススメのアプリ
続いては、Webテスト対策にオススメのアプリを紹介します。本よりもアプリを活用して対策したいという人はチェックしてみてください。
SPI 言語・非言語試験対策問題集 就活/転職対策アプリ
このアプリは問題モード・小テストモード・暗記モードと3つのモードを展開しているため、状況に合わせた対策が可能です。
また、問題の出題形式も全問・チェックした問題のみ・苦手な問題のみと3パターンから選択できるため、効率的にWebテストの対策をおこなうことができます。
「Webテストの対策にあまり時間をかけたくない」「対策を始めるのが遅く時間に余裕がない」という就活生のオススメのアプリです。
SPI Life【Study Pro】
このアプリは最適学習モードがついており、未学習の問題と苦手な問題を優先的に対策することができます。そのためあまり時間がないという学生にオススメのアプリです。
また、問題を解く過程をメモに残す機能もついており、間違えた場合でもどこが違うのか見返すことができるため、復習にも活用できるアプリと言えるでしょう。
まとめ
本記事ではWebテストの対策の仕方や、対策にオススメの本、アプリを紹介してきました。
就活ではどうしてもESや面接対策ばかりに目がいきがちですが、Webテストの対策もとても重要です。
Webテストの勉強は1日でできるものではなく、ある程度の時間が必要になってきます。
「あの時もっと勉強していればよかった…」「早めにやっておけばよかった…」と後悔しないよう、今この記事を読んだタイミングから勉強を始めていきましょう。
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