「証明写真のデータってなに?」「どこで手に入れるの?」このような疑問を持っている就活生もいると思います。
企業がネットのみで履歴書を受け付けている場合、現像した証明写真ではなく、証明写真のデータが必要になります。
本記事では証明写真をデータ化する方法やデータ化した証明写真を使用する際の注意点を紹介します。
また、WEB履歴書に証明写真を添付する方法も紹介していますので、これからWEB履歴書を作成する人はぜひ参考にしてみてください。
証明写真をデータ化するには?
まずは証明写真をデータ化する方法を4つ紹介します。やり方がわからないという人は以下を参考に、自分に合うものを選んでみてください。
写真館
写真館は専門のスタッフが高品質なカメラと照明設備を使って撮影を行うため、プロフェッショナルな仕上がりの証明写真を撮れることが最大のメリットと言えるでしょう。
写真館にもよりますが「就活応援パック」というサービスを提供している写真館もあります。
例えば、カメラのキタムラでは以下のようなセットが提供されています。
(2)光沢を抑えた上質仕上げ
(3)WEB申請用データ加工
(4)スマホ・PCでダウンロード可能
(5)紙の証明写真
(6)1年間撮影データお預かり
※焼き増しが簡単に注文できる!
ただ、写真館によってはデータ化サービスを提供していない場合もありますので、事前に電話やウェブサイトで確認することが重要です。
証明写真機
証明写真機は駅やコンビニなど様々な場所にあり、時間がない就活生にはオススメですが、自分で位置や角度などを調整しながら撮影しなければならないため、写真館で撮影するよりは難易度が高いと言えるでしょう。
専用のアプリをダウンロードしてデータ化してもらうものや、アプリなしでその場でデータをダウンロードできるものなど、証明写真機によってダウンロード方法は異なります。
アプリ
最近では、スマートフォンで撮影した写真を証明写真にすることができる”証明写真に特化したアプリ”もあります。
このような写真アプリは顔のガイドにあわせて写真を撮影できるようになっているため、自撮りに自信がないという人でもチャレンジしやすいでしょう。
中にはクマ消しや肌質の補正も簡単にできるアプリもあり、写真を簡単に修正することもできます。しかし過度な補正はしないように注意しましょう。
このように携帯で撮影した写真は、データとしてスマホに保存されるため、いつでもコンビニプリントすることができたり、アプリによっては証明写真の入った履歴書を印刷することができます。
コンビニ
コンビニの場合は写真をデータ化するというよりも、履歴書に紙の証明写真を貼り、その履歴書自体をPDF化するという方法になります。
証明写真自体をデータ化するわけではないため、使いまわしには不向きと言えるでしょう。
証明写真をデータ化するメリット
「なんで証明写真をデータ化する必要があるの?」という人に向けて、ここでは証明写真をデータ化するメリットを3つ紹介します。
必要な時にいつでも印刷できる
証明写真をデータ化しておけば、必要な時にいつでも簡単に印刷することができます。
たとえ証明写真が足りなくなってしまっても、データとして手元に持っておけば再度撮影する必要がないためコストと時間の節約になります。
サイズを自由に調整することができる
企業によって求められる証明写真のサイズや比率が異なる場合があります。
証明写真をデータ化しておけば、必要なサイズに調整することができるため「応募書類に証明写真のサイズが合わない!」となることはないでしょう。
WEB提出にも対応できる
近年、多くの企業がオンラインでの応募を受け付けています。
WEBでも紙でもどちらでも受け付けている企業であれば問題ないですが、WEB提出しか受け付けていない企業の場合、紙の履歴書しかないと応募することができないため、どちらの企業にも対応できるよう、データ化しておくことをオススメします。
WEB履歴書に証明写真を添付する流れ
WEB履歴書に証明写真を添付する方法を紹介します。やり方がわからないという人は以下の流れに沿って行ってみてください。
(2)企業が指定している証明写真のサイズを確認する
(3)履歴書に証明写真を添付する
(1)証明写真のデータをパソコンに取り込む
証明写真のデータの保存先にもよりますが、USBで保存している人はパソコンにUSBを挿しデータを取り込みます。スマホでデータを保存している人はメールでデータをPCに送付しましょう。
(2)企業が指定している証明写真のサイズを確認する
パソコンにデータを取り込んだら、自分が持っている証明写真のサイズと企業が指定しているサイズが合っているか確認します。
もしサイズが合わなかった場合は、写真を加工できるソフトやアプリを使って、サイズを調整してみてください。
この時、縦横の比率だけでなく、容量のサイズも忘れずにチェックしましょう。
(3)履歴書に証明写真を張り付ける
画像のサイズに問題なければ、証明写真を履歴書に貼り付けます。
企業に提出するWEB履歴書を開き、証明写真の枠の部分に画像を挿入します。挿入したら画質が悪くなっていないか、画像がずれていないかを必ず確認しましょう。
データ化した証明写真を使う際の注意点
最後にデータ化した証明写真を使う際の注意点を紹介します。実際にデータ化した証明写真を使う際は、以下の3点に注意してください。
原則3ヶ月以内に撮影したものにする
履歴書に貼る証明写真は撮影日から3ヶ月以内のものにしましょう。
撮影してから期間が空きすぎてしまうと、髪型や体型などが変化している可能性もあるため、就活では使用しない方が無難です。
解像度や画像のサイズに気を付ける
履歴書に貼る写真の一般的なサイズは縦4cm×横3cmです。
WEBの場合の一般的推奨サイズは「560×420ピクセル」と言われていますが、WEBで写真を送る場合は紙の履歴書と違い必ずしもこのサイズと決まっているわけではありません。
企業によって写真のサイズが異なるため、志望企業のサイズはどれくらいなのか事前に確認するようにしましょう。
また、サイズ変更をしているうちに画像の解像度が落ちてしまうこともあるため、提出する前にチェックしてくてさい。
データが重すぎないか確認する
データのサイズが重すぎると画像が正確に表示されない可能性があります。
そのため、履歴書を提出する前に必ず証明写真の容量が企業の指定に沿っているかを確認するようにしましょう。
またデータの容量は、2MB以内が基本となります。
2MB以上の容量だと、ダウンロードに時間がかかったり、企業のメールサーバー設定によっては、そもそも受信すらできなかったりすることもあるため、ファイル容量には注意しましょう。
これはメール送信時だけでなく、WEBに履歴書をアップロードする場合も同様です。
まとめ
本記事では証明写真のデータ化のやり方や注意点、WEB履歴書に証明写真を添付する流れを紹介してきました。
最近ではWEBで履歴書の提出を求める企業も少なくありません。
証明写真は一度データ化しておけば、必要な時に必要な枚数だけ印刷することができるため、持っていた方が便利だと言えるでしょう。
証明写真をデータ化したいという就活生は、本記事で紹介した内容を参考に試してみてください。
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