●あいおいニッセイ同和損害保険はトヨタとの強固な地盤やテレマティクス技術を活用したサービスが強みとしている。
●あいおいニッセイ同和損害保険の求める人物像は「顧客ニーズを察知する能力」がある人、「常識に捉われない斬新な発想力」がある人。
「あいおいニッセイ同和損害保険の強み・弱みは?」
「あいおいニッセイ同和損害保険の選考を通るにはどのような対策をすればいいの?」
「あいおいニッセイ同和損害保険の最新ニュースは?」
本記事ではあいおいニッセイ同和損害保険への就職を希望する就活生に向け、あいおいニッセイ同和損害保険の事業や会社の強み・弱みなど、企業研究に役立つ情報を紹介していきます。
他にも内定を獲得するために知っておくべき”過去の選考情報”なども紹介していくので、企業研究に自信が持てない人や選考に不安を抱えている人は、確認してみてください。
損害保険業界のホットニュース
近年、自動ブレーキ等の自動車の安全性能の向上やドライバーの安全運転に対する意識向上に伴い、自動車での事故が減少しています。
そのため損害保険各社は商品改定を実施し、自動車保険料を引き下げを行いました。
損害保険会社の主要収入と言える、自動車保険料の価格を下げたことで、収入を補うための新しい保険商品が必要となり、損害保険各社は新しい保険商品として、サイバーリスク保険の提供を開始しました。
この保険は、個人情報の漏洩やサイバー事故などの被害を受けたときなどに適応されます。
あいおいニッセイ同和損害保険でもサイバーセキュリティ保険の提供を開始しており「情報の漏えいまたはそのおそれリスク」「他人の業務の阻害リスク」「サイバー攻撃に起因する対人・対物事故リスク」等、幅広くサポートしています。
データで見るあいおいニッセイ同和損害保険の企業研究
次に企業研究で見るべき事業内容について紹介します。
さらにSWOT分析という企業研究を深堀りする際に役立つ分析方法についても紹介するので、見てみましょう。
あいおいニッセイ同和損害保険の企業概要
あいおいニッセイは、2010年に三井住友海上グループ、あいおい損保、ニッセイ同和損保の3社が経営統合により発足した「MS&ADインシュアランス グループ」に伴い発足した会社です。
あいおいニッセイは、MS&ADインシュアランスグループの中で主に国内外の損害保険事業を行っています。
まず、あいおいニッセイ同和損害保険の企業概要について紹介するので、以下の情報を参考に企業選択をする手段の1つとしてご利用ください。
設立年月 :1918年6月30日
資本金 :1,000億円
代表取締役会長: 金杉 恭三(2023年6月23日時点)
従業員数 :13,503名(2022年3月31日時点)
▾人事データ
平均年齢 :43.2歳(提出会社)(2023年3月31日時点)
平均勤続年数 :14.9年(提出会社)(2023年3月31日時点)
平均年間給与 :6,688,244円(提出会社)(2023年3月31日時点)
福利厚生 :独身寮・社宅(勤務地範囲が「転居不可」は除く)、財形貯蓄、持株会、法人会員宿泊施設、クラブ活動 他
参照元:
あいおいニッセイ同和損害保険(株)/マイナビ
有価証券報告書/あいおいニッセイ同和損害保険
あいおいニッセイ同和損害保険の事業内容
あいおいニッセイ同和損害保険には「営業部門」「損害サービス部門」「本社部門」の3つの部門があります。
以下でそれぞれについて紹介していきます。
■営業部門
営業部門の中には「リテール」「ホール」「ディーラー」と呼ばれる3つの部門があります。
▼リテール
特定エリアの企業や個人のお客さまに対して、代理店を通じて最適なリスクコンサルティングを行っている部門です。
また「地域密着」の精神で、地域全体を守り・発展させるべく、代理店の経営指導や新たな代理店開拓(販売網の拡大)も行っています。
担当代理店には、プロ、モーター、不動産、地域金融機関などがあります。
▼ホール
通信、商社、建設、製薬、マスコミ、メーカーなど、各業界の大企業の最適なリスクコンサルティングを担当している部門です。
大企業がグローバルに展開するビッグビジネスを支えるべく、オーダーメイド型商品のご提案や、防災・減災に向けた各種リスクコンサルティングを行います。
担当代理店は、大企業の保険部門や関連会社などです。
▼ディーラー
安心・安全なクルマ社会の実現に向けて、代理店とともにお客さまへ最適なリスクコンサルティングを行っている部門です。担当代理店は、名前の通り自動車ディーラーです。
各店舗に対する保険販売指導だけでなく、販売店本部の担当として、各店舗に対する全体戦略の企画・立案にも携わります。
■損害サービス部門
損害サービス部門の中には「自動車損害サービス」「火災新種損害サービス」「自火融合サービス」「あんしん24損害サービス部」という4つの部門があります。
▼自動車損害サービス
自動車事故に遭われたお客さまに対して、事故解決に向けたサポートを提供している部門です。
自動車事故対応のスペシャリストとして、事故状況の詳細分析や事故の相手方との交渉など、迅速かつ正確に行っています。
▼火災新種損害サービス
自動車事故以外の事故全般の対応を行っている部門です。
火災、地震、ケガだけでなく、賠償責任やサイバー攻撃に代表されるようなニューリスクにも対応します。
また、近年多発する大規模災害の際には、被災地の一刻も早い復旧・復興に貢献するべく、最前線での事故対応も火災新種損害サービスの役割です。
▼自火融合サービス
従来の自動車・火新という区分にとらわれない損害サービス活動・人財育成(自動車・火新の融合)を深化させることで、自然災害の常態化、自動車事故件数の減少、ニューリスクの発生等、環境変化に対応したお客さま目線で最適な損害サービスを提供しています。
▼あんしん24損害サービス部
当社独自の「24時間365日」の事故対応を担っている部門です。事故の受付だけでなく、保険金の支払いの可否判断や、事故の相手方との示談交渉など夜間・休日においても平日と同水準の対応を行います。
■本部部門
本部部門の中には「アクチュアリー」「データサイエンス」「IT・システム」「資産運用」「商品」「国際」「その他のコーポレート」と7つの部門があります。
▼アクチュアリー
数理業務のプロフェッショナルとして、保険会社が抱える保険リスク・資産運用リスクといった様々なリスクを、確率論や統計学などの数学を用いて計量化していきます。
資産運用、商品開発、経理など、様々な部門と密接に関わる部門です。
▼データサイエンス
データサイエンスとは、統計分析や人工知能を活用し、データから価値を創出することで、社会やビジネスに貢献する新たなアプローチです。
社内の様々な部門と協業し、保険サービスの高度化や業務の効率化のために、データ分析業務やデータ活用推進を行っています。
▼IT・システム
先端技術の活用により、社内業務の効率化やリスク管理、システム開発によるお客さま満足度の向上を担っている部門です。
また、当社のデジタライゼーションの推進役として、デジタル基盤の構築やビジネス全体の変革に向けた取り組みを行っています。
▼資産運用
お客さまからお預かりした保険料を安定的に運用することで、低価格な商品を低リスクで提供し、また、万一の際に確実に保険金をお支払いできる体制を構築している部門です。
経済や市場の動きを先読みし、慎重かつ大胆な判断を下しつつ資産の運用をしています。
▼商品
技術革新や社会変化に伴って生まれるリスクを分析し、対応する新たな商品を開発する部門です。
あいおいニッセイ同和損害保険では「ニューリスクプロジェクト」を立ち上げ、多様化するお客さまのニーズを的確に把握し、社会の発展を支えるべく積極的な商品開発を進めています。
▼国際
海外事業全般の推進、リスク管理などを行う部門です。
トヨタグループとの協業によるトヨタリテールビジネスを中心に、海外リテールマーケットの開拓や日系企業のサポートを行っています。
▼その他コーポレート
経営企画、営業推進、業務品質向上、人事、総務、法務、経理など、会社の根幹を担う様々な部門があります。
世界トップ水準の保険・金融グループを創造するための各種企画・立案・推進を行い、営業部門・損害サービス部門を全力でサポートします。
あいおいニッセイ同和損害保険のSWOT分析
以下では、SWOT分析というフレームワークを活用して、あいおいニッセイ同和損害保険の事業環境を分析していきます。
SWOT分析とは、競合や法律、市場トレンドといった自社を取り巻く外部環境と、自社の資産やブランド力さらには価格や品質といった内部環境を、プラス面・マイナス面にわけて分析する手法です。
この分析により、企業の置かれた状況を客観的に俯瞰して見ることができ、将来性のある企業かどうかを判断することが可能になります。
・トヨタ・ニッセイとの強固な地盤
・テレマティクス技術※を活用したサービスの提供
〈弱み〉
・保険引受利益の改善
〈脅威〉
・自動車市場の縮小
・世界的な金融引締めに伴う影響や物価上昇等による下振れリスク
〈機械〉
・企業のデジタル化やインターネットの普及
・銀行窓口販売の解禁
※テレマティクスとは「テレコミュニケーション(通信)」と「インフォマティクス(情報工学)」を組み合わせた造語です。
自動車などの移動する媒体に通信技術を組み合わせてリアルタイムに双方向で情報を通信し、「つながる」ことで新しいサービスを提供することが可能となる技術のことを言います。
参照元:
テレマティクスとは/あいおいニッセイ同和損害保険
有価証券報告書/あいおいニッセイ同和損害保険
あいおいニッセイ同和損害保険が求める人物像
あいおいニッセイ同和損害保険の求める人材について、採用HPでは以下のように記載されています。
あいおいニッセイ同和損害保険ではお客さまにより良い保険・サービスを提供するために、”顧客ニーズを的確に察知する能力”が求められます。
さらにサービスを改善していくためには新しいアイデアが必要なので、常識にとらわれない斬新な発想がある人も重宝されるでしょう。
あいおいニッセイ同和損害保険の選考対策
ここでは、あいおいニッセイ同和損害保険の選考対策について紹介していきます。
あいおいニッセイ同和損害保険のインターン対策
コースや年度によって選考内容は異なるため、ここでは24卒総合職の選考フローを紹介します。
■インターンES(24卒)
以下にてES通過者のESの内容を紹介します。
そこで、zoomを利用したお話会の開催を企画した。パソコンが不慣れであったため最初は上手く進行できないこともあったが、パソコンが得意な人からアドバイスをもらったり、zoom内での企画をリハーサルしたりして改善していった。その結果、新入生の関心と満足感を得ることができた。
この経験から、困難な状況にあっても、目標に向かってチームで前進していく力が身についた。
引用元:選考通過者インターンES(あいおいニッセイ同和損害保険24卒合格者)
あいおいニッセイ同和損害保険の本選考対策
過去の情報によるとあいおいニッセイ同和損害保険の20卒本選考では、下記の選考フローが組まれています。最新の情報では選考フローが変更されている恐れもありますので、予めご了承ください。
以下で実際にあいおいニッセイ同和損害保険のESと面接で問われた内容と過去の内定者の回答を紹介していきます。
本選考対策として、ぜひご活用ください。
■エントリーシート(24卒総合職)
・高校の野球部での大怪我
・大学受験
この事態を改善するため、私は、女子や野球未経験者の目線に立ち考えを巡らせた。考えを巡らせた結果、野球以外のイベントが定期的に開催されていないことが大きな原因と考えた。
そこで私は、2週間に1度体育館でのバレーやバスケを開催し、ドライブやバーベキューなども月に1度開催した。この結果、脱退するメンバーは大幅に減り、サークルは3学年で100名近い大所帯となった。
また、以前よりもサークルが楽しくなったとメンバーに感謝され、他者のために行動することのやりがいを一層感じた。
中でも貴社は、テレマティクス技術を活用するという先進的な取り組みにより、事故後、事故前という両面からお客様にアプローチしている。そんな先進性のある貴社であれば、様々な場面でお客様の生活を支えることができると感じ、志望した。
他者の目線に立って行動できるという自身の強みを活かし、顧客主義を体現する貴社の一員として常にお客様の目線に立ってソリューションを提供していきたい。
引用元:選考通過者本選考ES(あいおいニッセイ同和損害保険24卒内定者)
■WEBテスト(20卒総合職)
SPIテストセンター
■面接
下記にて、あいおいニッセイ同和損害保険の面接ではどのようなことを質問されるのかを紹介します。
面接官によって質問内容が異なる場合もあるため、参考程度に見つつ自分であればどのような回答をするか考えてみましょう。
【一次面接】社員1:学生2 (30分間)
質問内容:
・ESに沿って質問される
・逆質問
雰囲気:
年次は若く終始和やかであったが、フィードバックがかなりしっかりしたものを頂けた為評価は厳しくしていると感じる。直前まで集団面接なのかグループディスカッションなのか、または個人面接なのか情報がなかった。
【二次面接】社員1:学生1(30分間)
質問内容:
・強み、弱み
・志望動機
雰囲気:
年次が上がり緊張した雰囲気であったが、時折笑いも起こり楽しむことができた。あいおいは一貫してどの社員の方も人柄が本当に良いと感じる。
【最終面接】社員1:学生1(30分間)
質問内容:
・なぜ競合他社ではなくあいおいなのか
・逆質問
雰囲気:
終始緊張感があった。
引用元:本選考レポート(あいおいニッセイ同和損害保険20卒内定者)
あいおいニッセイ同和損害保険の財務状況
あいおいニッセイ同和損害保険の財務状況から「会社の成長性を図る指標」について説明していきます。
成長性分析を行うことで、会社の財務・経営状況を数値化して分かりやすく知ることができます。
就業条件やネームバリューだけでなく、企業の支払い能力、将来性をもとに企業選びを進めることも大切です。
ここでは、会社の成長性を図る指標である「売上高」「純利益」「純利益率」について紹介します。
売上高とは、営業活動として商品やサービスを提供した際に、対価として受け取った販売額のことを指し、純利益とは、法人税など企業が支払うべき費用を差し引き、最終的に会社に残ったお金のことを指します。
表を見るとあいおいニッセイ同和損害保険の売上高は年々増加していますが、2022年度の純利益は2021年度よりも減少していることがわかります。
まとめ
本記事では、あいおいニッセイ同和損害保険の企業研究に役立つ情報を紹介してきましたが、いかがでしょうか。
企業研究は内定獲得をするための重要な要素の1つですが、ただ情報を見るだけでは内定を獲得することはできません。
ぜひ本記事を参考にし、あいおいニッセイ同和損害保険への理解を深め、内定までの一歩を踏み出してください。
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