●携帯ショップで働くことで「説明力やコミュニケーションスキル」「販売スキル」が身につく。
●携帯ショップの志望動機では、数あるショップの中でもなぜその携帯ショップなのかを書くと良い。
●携帯ショップの求める人物像は「コミュニケーション能力がある」「伝える力がある」「傾聴力がある」「問題解決力がある」「柔軟性がある」「勤勉である」を満たす人。
携帯ショップと聞いて、仕事内容が多く、またノルマのある大変な仕事というイメージを持っている人もいるのではないでしょうか。
携帯ショップは、最新機種や新しく搭載された機能ををいち早く確かめることができ、携帯電話やスマートフォンに興味がある人にとって楽しい仕事でもあります。
携帯は、今や、子どもから高齢者まで生活に欠かせない機器となっています。
しかし、携帯の使い方や料金プランは複雑でわかりづらいといった面があります。
プロの立場からわかりやすく説明することで、お客様の情報源の「困った」を解決することができ、人の役に立てるという実感がもてます。
また、ノルマがあると大変と思うかもしれませんが、実力主義だからこそ販売成果にやりがいを感じることができます。
携帯ショップとは?
スマートフォンやタブレットは今や私たちの生活に欠かせないツールとなっています。
そんなスマートフォンやタブレット等の販売や契約、メンテナンスの受付を行っているのが携帯ショップです。
携帯ショップは大きくわけて、「街のショップ」「量販店」「併売店」の3種類にわけられます。
2019年に楽天が携帯電話事業に新規参入したことにより、採用先はより増えたといえるでしょう。
携帯ショップで働くことで得られるスキル
ここでは、携帯ショップで働くことで得られるスキルを紹介します。
説明力やコミュニケーションスキル
携帯ショップを訪れるお客様のニーズはさまざまです。
携帯電話の新規購入や機種変更、操作方法に関してなど、 限られた時間のなかで、お客様に不愉快な思いをさせないような配慮と正確でスピーディーな説明が求められます。
また、幅広い年齢層のお客様が来店するため、それぞれの年齢層に合わせたコミュニケーションが必須です。特に年配のお客様にとっては、携帯は扱いの難しい商品です。
年配の方には、時間をかけた丁寧な説明が必要ですし、比較的若いお客様であれば、端的に効率よく説明することが喜ばれます。
このようにお客様によってふさわしい対応を心がけることで、自然と説明力とコミュニケーション能力が身につきます。
販売スキル
販売スキルは営業力とも言い換えられるでしょう。携帯電話は数万円もする商品です。
そのような高価な商品を購入してもらうために、わかりやすい資料や丁寧な説明をすることで購入に繋げることができます。
どのようにして購入してもらうかを考えることで高い販売スキルが身につくでしょう。
携帯ショップの仕事内容
携帯ショップの仕事は、携帯電話の販売がメインですが、販売にともなう契約業務や販売後のアフターフォロー業務など多岐にわたります。
ここでは、携帯ショップの仕事内容について詳しく説明します。
携帯販売(新規・乗り換え・機種変更など)
携帯ショップのメインの仕事は、携帯電話の新規販売やキャリアの乗り換え、機種変更等の手続きです。お客様の希望を把握し、端末や周辺機器の案内を行っています。
携帯電話会社が提供するサービスやプランは多様であるため、その違いをきちんと把握して説明することが求められます。
ユーザーサポート
携帯ショップには、携帯電話を初めて使うという人も訪れます。
マニュアル通りに説明するだけでは不十分で、お客様のニーズに合わせたサポートをしなければなりません。
ユーザーサポートの満足度が高い店舗は、同じお客様が何度も足を運んでくれる可能性があるため、携帯ショップの評価につながる重要な仕事だと言えます。
また、購入以外にも、スマートフォンの不具合や使い方がわからないといったお客様への対応もユーザーサポートが担当しています。
イベントやキャンペーン業務
新しい機種やモデルが発表されると、イベントやキャンペーンを行って宣伝します。
例えば、ティッシュやチラシを配ったり、呼び込みをしたりして新規のお客様の獲得を図ります。
また、イベントやキャンペーン開催時の店内の内装調整も担当業務です。
在庫管理
携帯電話は機種も多くモデルチェンジも頻繁に行われるため、在庫管理は大切な仕事です。
ただ、在庫を持っておけばいいわけではなく、お客様のニーズに合わせた在庫管理が大切であるため、欠品や過剰在庫がないように気を配らなければなりません。
携帯教室インストラクター
携帯ショップにもよりますが、店舗によってはショップ内で携帯教室を開いていることがあります。
携帯教室の内容は基本的な機能の使い方で、メールの送り方や写真の撮り方等の操作を教えているようです。
携帯電話の技術は日々進化しており、ユーザーからすると最新技術に追いつくのはひと苦労です。
携帯の使い方を丁寧にわかりやすく教えてくれる携帯教室インストラクターは、ユーザーにとって欠かせない存在と言えるでしょう。
一般事務
携帯ショップのバックオフィスでは、スタッフのシフト管理や給料計算、売上計算、また店内に飾るPOP作りなど、一般的な事務作業を行っています。
スタッフが気持ちよく働けるようにサポートする裏方の仕事です。
志望動機の基本的な書き方
情報収集や自己分析を基に、伝えることが決まれば、あとは書くだけです。必ずしもオリジナルの構成にする必要はありません。
シンプルでわかりやすい文章構成が、相手を意識した書き方であり、読んでもらうコツです。
文章力に課題がある人は第三者にチェックしてもらうことで、「て・に・を・は」、接続語、「です・ます」調など細部まで整えましょう。
(1)志望動機をひと言で
(2)具体的に言うと
(3)理由(過去の経験と業界・その会社の関連性)
(4)入社後にどうなりたいか
携帯ショップの志望動機の書き方とポイント
志望動機を書く際は、なぜその職種なのか、なぜ数ある携帯ショップのなかからその携帯ショップを選んだのかを明確に、ロジカルにアピールすることが大切です。
なぜその業種か?
多くの業種があるなかで、なぜ携帯ショップを選んだのかを明確に説明する必要があります。
例えば「最新機種にいち早く触れ、最先端の技術を学びたい」のような携帯ショップならではの理由を述べるようにしましょう。
その際に携帯ショップの仕事内容や動向と絡めて書くことができれば、説得力のある志望動機になるため、志望動機を書く際は事前に携帯ショップの仕事内容や動向について調べてみてください。
なぜその携帯ショップか?
多くの携帯ショップがあるなかで、なぜその携帯ショップなのかを説明します。
例えばドコモであれば「”コミュニケーション文化の世界を創造する”といった企業理念に共感した」等、その企業でなければならない理由を書きます。
この時、ほかの携帯ショップとの差別化がしっかりとできていないと、「それうちの会社じゃなくても良いのでは…?」と思われてしまうため、必ず企業理解を深めた上で他社と比較しましょう。
携帯ショップの求める人物像
携帯ショップは人対人の仕事がメインです。そのため大前提としてコミュニケーション能力は必要となります。
携帯ショップでは契約内容や端末について等、お客様に説明する場面が多いため、どんな人に対してもわかりやすく説明できる伝える力が必要です。
伝える力だけでなく、お客様の悩みや困りごとを聞き出す傾聴力や問題解決力も大切になります。
また、携帯ショップはスマートフォンの新しいモデルが出たり、契約内容が変わったりと、常に進化し続けているため、どんな変化にも臨機応変に対応できる柔軟性や勤勉さも必要です。
携帯ショップの志望動機の例文
実際に選考を通過したESの志望動機の例文および考察から、書き方を学び自身のESや面接に活かしてください。
現在でも、高齢者の見守りや介護でのサポート、病院まで行かずとも診療が受けられる遠隔サービスなど、便利なサービスが誕生しています。しかしながら実際のところ、高齢者がそのようなサービスにアクセスすることは難しいのが現状です。
私の祖母も足が不自由ですが、携帯を常に肌身離さず持っており、何かあればすぐに連絡がつくことで安心して生活することができています。私は、貴社のショップで、高齢者に寄り添った丁寧な接客で、便利なサービスが使えるようにサポートしていきたいと思います。
→なぜこの企業を志望したのか、具体的な例を挙げて説明がされています。また自分の祖母のエピソードを入れることにより、説得力のあるアピールとなっています。
携帯ショップの志望動機のNG例
以下では携帯ショップの志望動機のNG例を紹介しています。どこがNGなのかについても解説しているので、チェックしてみてください。
以前、携帯電話が壊れたときに、貴店のスタッフが丁寧に接客してくれ、大事なデータを失わずにすみました。携帯電話がないと生活に不便を感じ、携帯電話がどれほど大事なのか実感しました。
私も貴店のスタッフのように、困った人を助けられる仕事がしたいと貴店を志望しました。新しい機種やサービスを積極的に学び、お客様の生活を豊かにするお手伝いができればと思っています。
→携帯電話業界についての知識はあるものの、単に知識をまとめたという印象が残り、なぜ携帯ショップを選んだのかという理由が書かれていません。
携帯電話が大事なものということは伝わりますが、自分の強みをアピールできていない点がマイナス評価となるでしょう。
まとめ
携帯ショップの仕事は、ノルマのある多忙な仕事だと思われがちですが、ノルマがあることで目標を持って仕事をすることができます。また、人の役に立てるやりがいのある仕事でもあります。
店舗によって経営理念が異なっているので、どのような店舗運営を目指しているのかをよく研究してから志望動機を作成するようにしましょう。
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- 「携帯ショップでの就職を目指すならではの志望動機とはどういう内容?」
- 「携帯ショップで評価される志望動機を書くにはどうしたらいい…?」
- 「書類選考を突破して内定獲得したい!」
このように就活に関する悩みは人それぞれでしょう。
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