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葬儀・セレモニーの志望動機の書き方と例文

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葬儀・セレモニー職は、結婚式やお葬式など人生の一大イベントに関わる仕事です。そのため、失敗やミスがないように細心の注意を払う必要があり、プレッシャーがかかりやすいと言えます。

また葬儀においては、故人の家族は悲しみでいっぱいになっているので、細やかな心配りが必要と言えます。

しかし、他人の人生の一部に大きく関わる葬儀・セレモニー職は、人の人生に触れることで人間的な成長が期待でき、またお客様に満足してもらえるサービスを提供することで、誇りや自信を持つことができます。

さらに結婚式のプランを立てたり、葬儀の相談にのったりするためには専門的な知識が必要です。

人生の中でも特別な時間を共有しサポートすることで、お客様の一生の思い出作りを手伝う葬儀・セレモニー職は、人々の人生を豊かにするための職業です。

目次

葬儀・セレモニー職のトレンド

葬儀・セレモニー職には大きく分けて2つのトレンドがあります。

1つ目は、華やかな棺桶や宇宙葬など、今までにない葬儀の方法が人気を集めつつあることです。例えばピンクの花柄や青空の様子が描かれた棺桶や、宇宙に散骨する宇宙葬などです。

これは世間の価値観の変化によるものです。「自分らしく生きたい」「個性を大切にしたい」と考える人が増え、その考えは「死」に対してもあてはめられるようになりました。

そのため「湿っぽいことは好きじゃないから、にぎやかで華やかな葬儀にして欲しい」「デザイン性の高い棺桶に入りたい」といった意見が生まれるようになり、今までにない葬儀方法が人気となっているのです。

今や葬儀・セレモニー職でも、時代に合わせて今までの常識にとらわれない考え方が必要になりました。自由な発想で新しいアイデアをお客様に提供していくことが重要なのです。

2つ目は、費用面で葬儀を行わない人が増えていることです。現在の日本では格差社会が広がっており、富裕層と貧困層の差が激しくなっています。

そのため、貧困層の人では一般的な葬儀の費用の平均である135万円の捻出が難しいこともあるのです。

この問題に対しては、葬儀会社「小さなお葬式」などが平均費用の約10分の1の10万円前後で可能な家族だけで行うまさに小さなお葬式プランを打ち出しています。

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葬儀・セレモニー職で得られるスキル

葬儀・セレモニー職に就くことで、主に3つのスキルを得ることができます。

こまやかな気配り

葬儀・セレモニー職ではお客様に満足してもらうため、細かい部分にも気を配る必要があります。

例えば老齢のお客様へお手をお貸ししたり、子供がいれば騒いで式に支障をきたさないために相手をしてあげたりすることが挙げられます。

そのため、こまやかな気配りの心が身につきます。

冠婚葬祭に関するマナー

葬儀・セレモニー職では、冠婚葬祭をサポートする仕事です。

もしもお客様が無意識にマナーから外れた行動をとってしまっていたら、そっと教えて差し上げるべきです。そのためには冠婚葬祭に関するマナーをしっかり覚えなくてはなりません。

冠婚葬祭のマナーは日常生活において覚えておくと役に立つことが多いので、マナーを身に着けられるのは葬儀・セレモニー職に就くメリットであると言えます。

臨機応変に対応できる柔軟な思考

葬儀や結婚式などでは時に予期せぬ事態が発生します。そのような時には、マニュアルにはない臨機応変な行動が求められることがあります。

例えば葬儀において、喪主が悲しみのあまり挨拶ができなくなってしまうこともあります。

その場合、親族や関係者と相談して代理の挨拶をする人を決めますが、そのサポートをするのが葬儀屋の仕事の一つでもあります。

臨機応変な対応に慣れることで、柔軟な思考を手に入れることができるでしょう。

葬儀・セレモニー職の仕事内容

葬儀・セレモニー職は、結婚式に関する仕事と葬儀に関する仕事で分野が分かれます。さらに、葬儀部門だけみても、その業務は多岐に渡ります。

では具体的にはどのような仕事があるのか、以下で紹介します。

葬儀についての事前相談の受付

葬儀についての事前相談では、葬儀の段取りや費用など具体的な相談を受けます。

この仕事では、お客様の葬儀に関する不安を取り除くことで、葬儀まで穏やかに過ごしてもらうことができます。

最近では葬儀の仕方に様々な種類が生まれています。

それに伴い、自身の死後、どのような葬儀をして欲しいか、埋葬はどうするかなどを生前から決める「終活」をする人が増えました。

そのため、葬儀についての事前相談に訪れる人も多くなったのです。

そして、この仕事では葬儀に関する質問に対してすぐに答えられるように、普段から勉強し知識を蓄える必要があります。

また、葬儀関係の最新のニュースも常にチェックするべきでしょう。

葬儀のサポート

葬儀において、お客様(ご依頼された遺族)の喪服の着付けを行ったり、参列者へ会場の案内をしたり、式の進行をサポートしたりします。

葬儀のサポートでは様々な業務がある上に、臨機応変な対応を求められます。

悲しみにくれるお客様に対して、こまやかな気配りでサポートすることで、お客様は故人とゆっくり向き合ってお別れをすることができるのです。

結婚式の企画・サポート

結婚式に関する業務では、主に式の企画や式当日のサポートがあります。式の企画ではお客様の要望や予算に合わせて、できる限り希望に近い式の企画を立てることが役目です。

また、式当日のサポートでは、参列者に案内をしたり、司会として式の進行をサポートしたりします。

この仕事は、一生のうちでも大きなイベントである結婚式の裏側を支える重要な仕事です。お客様の満足度はスタッフの腕にかかっているといっても過言ではありません。

しかし、大変な分、大きなやりがいを感じることもできます。

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葬儀・セレモニー職の志望動機を書く際のポイント

志望動機を書く際は、なぜその職種を選んだのか、さらにその職種の中でもなぜその企業なのかを明確にし、アピールできるようにしておくことが大切です。

なぜその職種か

数ある職種の中からなぜその職種を選んだのかを明確な理由を添えて説明する必要があります。

その職に就いて、具体的には自分が将来何を成し遂げたいのか、葬儀・セレモニー職の葬儀部門ならば「人生の最期の瞬間を自身の手で彩ることで、お客様の悲しい記憶の中にも満足感を得てもらえるようにしたい」など、葬儀部門ならではの理由を述べましょう。

葬儀・セレモニー職でアピールすべき強み

葬儀・セレモニー職を志望するにあたって、アピールする強みとしては、まずはコミュニケーション能力があることが挙げられます。

葬儀・セレモニー職はただサービスを提供するだけではなく、お客様に寄り添った対応ができなければなりません。

そのため、お客様と円滑なやり取りをするためにコミュニケーション能力があることは大きなアピールポイントとなります。また臨機応変な対応ができることもアピールするべき強みです。

また、正確性とスピードを合わせ持った作業ができることもアピールポイントとなります。葬儀・セレモニー職では、連絡ミスや計算ミスなど、ミスは許されません。

なぜなら、葬儀や結婚式など人生の一大イベントでスタッフ側がミスしてしまうと、思い出が台無しになってしまうからです。

また、自己管理がきちんとできることも、葬儀・セレモニー職では大切なポイントとなります。

式の当日にサポートするはずが、自分の体調不良などでできなくなってしまうと式に支障が出てしまいます。自分の強みを知って、しっかりとアピールできるようにしましょう。

なぜその企業か

一口に葬儀・セレモニー職と言っても、多くの企業があります。その中からなぜその企業を選んだのかも答えられるようにしておく必要があります。

そのためには企業理念やその会社の特色を把握しておきましょう。例えば平安閣であれば「“絆創造業”として、豊かな社会創りに貢献していきます。」という企業理念を掲げています。

このように企業によって特徴は異なるため、企業ごとの特徴を把握するためにも企業研究は必ず行いましょう。

実際に書く際は以下のフレームワークに沿って書いてみてください。

■志望動機の構成例
(1)志望動機をひと言で
(2)具体的に言うと
(3)理由(過去の経験と業界・その会社の関連性)
(4)入社後にどうなりたいか

志望動機の書き方、考え方を詳しく知りたい方は下記をご覧ください。

関連記事:
・「志望動機の書き方~選考通過率をUPさせる方法~」
・「志望動機の正しい考え方やコツ~「志望動機がない…」と悩んでいる人必見~」

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葬儀・セレモニー職の志望動機のNG例

葬儀・セレモニー職の志望動機のNG例を以下で紹介します。どの部分がNGなのかについても解説しているので、チェックしてみてください。

志望動機のNG例
現在日本国は高齢化社会となり、これから葬儀の依頼は増えると見込んだので応募致しました。

また御社の「ワークライフバランスを大切にする」という考えにも共感し、自分に合っていると感じました。

私は普段から趣味で般若心経を写経しており、お経についての知識はあると自負しています。

→現在日本は確かに高齢化社会ではありますが、格差社会が広がり、葬儀の依頼は減少傾向にあります。

そのため「高齢化社会となり、これから葬儀の依頼は増える」というのは浅はかな考え方で、業界についての勉強不足とみなされてしまいます。

またワークライフバランスも大切ではありますが、そこに魅力の重点をおくのは志望動機としてふさわしくありません。

お経を唱えるのは僧侶です。もちろんお経を知っていることは損ではありますが、アピールポイントとしてはズレがあり、採用側からすればあまり魅力を感じられません。

葬儀・セレモニー職の志望動機の例文

ここでは正しい志望動機の例文を紹介します。ぜひ書き方など学び、自身の面接などで活かしてください。

志望動機の良い例
現在日本国は格差社会が広がっており、従来の葬儀を依頼する人はこれから減少すると思われます。しかし、その分家族葬などの新しい葬儀の形がこれから生まれてくると予想します。そこで、大学時代に培ったデザイン能力や自由な発想を活かすことができると思い、この職業を志望しました。

また御社の「お客様が最期の瞬間を悔いなく過ごせるように」という企業理念は自身が目指す「葬儀で悔いの残らない時を過ごして欲しい」という部分と合致するので、御社を志望致しました。

私は高校生の時に祖父を亡くし、悲しみにくれていましたが、葬儀の際にスタッフの方が「おじいちゃん、安らかな顔をされていますね。素晴らしい人生を送ってこられたんですね。」と声をかけてくれたことで、悲しい中にも安らかな気持ちが生まれました。

そんな思いから「遺族の方には葬儀で悔いの残らない時を過ごして欲しい」と思うようになり、御社の「お客様が最期の瞬間を悔いなく過ごせるように」という企業理念と自身の目指す部分と合致すると感じたので、御社を志望致しました。

学生時代にアパレルショップでアルバイトをしていた経験があり、お客様と接することも多く、お客様のご要望に合わせて臨機応変な対応を求められてきましたので、その経験もぜひ活かしたいと考えております。

→現在の葬儀業界のことをよく理解している上で、業界のウィークポイントを補強できる能力があることを伝えることで、自分が会社に貢献できることを上手にアピールできています。

また趣味やアルバイトの経験から葬儀職で役立つ強みもアピールできていますね。

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まとめ

葬儀・セレモニー職は人生の一大イベントを彩るためのなくてはならない職業です。

企業によって、新しい形の葬儀を生み出そうとしているなど、力を入れている事業は異なってくるため、比較しながら企業研究を行い志望動機を作成するようにしましょう。

志望動機の基礎から応用まで網羅的にノウハウを知りたい方は下記をご覧ください。

関連記事:
「志望動機の書き方・例文」

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