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【例文7選】自動車業界で評価される志望動機とは?選考通過例文をもとに書き方を解説!

✔ 本記事のまとめ
●自動車業界は、自動車やバイクなどの完成車を扱う自動車メーカー、それらに使う部品や素材を扱うメーカー、そして完成車や自動車部品の販売会社などを指す。

●今後の自動車業界の未来を語る上で欠かせない[CASE]や[MaaS]といったトレンドワードは抑えておくと良い。

●自動車は完成までの期間が長く、売上に繋がるまで数年程度かかることからも、1つの事柄に対して情熱を持って粘り強くチャレンジできる人が向いていると言える。

●自動車業界の志望動機を作成する際は、[数ある業界の中で、なぜ自動車業界なのか?][なぜその企業を志望しているのか?]を自分の言葉で説明できるようにしておく必要がある。

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目次

自動車業界は、国内全製造業出荷額の約20%のシェアを誇っており、日本のモノづくりを支える業界の1つと言えるでしょう。

また日本の自動車業界は国内だけではなく、海外でも高く評価されており、注目度の高い業界です。

このような自動車業界は、[安定している][将来性がある]といったイメージがあることから、就職を目指す就活生も少なくないでしょう。

本記事では、自動車業界の特徴・業務内容・求められる人物像・志望動機の作り方・過去に選考通過をした志望動機の例文などを解説しています。

自動車業界の就職を目指す就活生は、本記事の内容を参考に評価される志望動機の書き方のコツを掴みましょう。

自動車業界とは?

自動車業界とは?

自動車業界は、自動車やバイク、バスやトラックなどの完成車を扱う自動車メーカー、それらに使う部品や素材を扱うメーカー、そして完成車や自動車部品の販売会社などを指します。

また自動車の修理やメンテナンス、レンタカーやカーシェアなど自動車に関連したサービスを提供している企業なども含めて自動車業界と言うこともあります。

日本の自動車産業は、昭和の経済成長とともに拡大し、2018年まで右肩上がりの成長を続けており、日本の産業構造を支える製造業の代表格とも言えるでしょう。

そのような自動車業界ですが社会情勢の変化やテクノロジーの進化とともに変革を遂げてきた歴史もあり、今後もその流れは続きます。

自動車業界の詳しいビジネスモデルや動向に関しては以下の関連記事をご確認ください。

【2024年最新】自動車業界の動向4選!仕事内容や志望動機・自己PRのポイントも紹介
自動車業界は、国内全製造業出荷額の20%のシェアを誇っていることから日本経済の発展を主導している業界と言えるでしょう。
本記事では、自動車業界への就職を考えている就活生向けに、自動車業界の特徴やビジネスモデル、動向などをお伝えします。

自動車業界のトレンドワード

自動車業界のトレンドワード

現在の自動車業界は、トヨタ自動車の豊田章男社長が「自動車メーカーからモビリティカンパニーへのモデルチェンジ」を宣言しているように[100年に1度の大変革時代とも言われています。

最近では世界各国の自動車メーカーで「CASE」という言葉がトレンドとなっており、今後の自動車業界の未来を語るうえで欠かせない言葉と言えるでしょう。

本章では、志望動機を作る前段階として、自動車業界における上述のようなトレンドキーワードをご紹介します。

CASE

[CASE]とは[Conneted Autonomous Shared Electric]の略で、自動車業界における4つの革新的な技術やサービスの頭文字をつなげた造語です。

CASEが注目されるようになった背景には、地球温暖化・少子高齢化・高齢者ドライバーによる交通事故の増加といった問題があります。

以下にて4つそれぞれの意味を紹介します。

Connected

Connectedは、[つながり]を意味し、車とドライバー、車とデバイス・サービス、自車と他車をネットワークで接続し、外部とさまざまなデータをやり取りすることを意味します。

車とインターネットを接続することで、位置情報の把握や配送の効率化、最適なルート提案、事故発生時の通報など様々なことを可能にします。

Autonomous

Autonomousは[車の運転の自動化]のことです。

完全自動運転となる世界はもう少し先ですが、高速道路での自動運転やセンサーによる衝突回避など運転をサポートしてくれる機能はすでに誕生しています。

Shared&Service

Shared & Servicesは[カーシェアリング]を意味します。

現在の日本において、都市部の公共交通サービスの充実や自動車所有にかかるコストなどの経済的な問題からマイカーを持つ人は多くありません。

そのため近年、Uberなどの相乗りサービスや、タイムズなどの車を借りることのできるサービス、その他にもサブスクリプションサービスによる自動車レンタルサービスが広く普及しています。

公益財団法人交通エコロジーモビリティ財団によれば、カーシェアの市場は、2010年に1万人強だった会員数が、2017年に初めて100万人を突破していることからも、車を[所有する]から[シェアする]という時代に突入していることがわかります。

Electric

Electricは、ハイブリッドカーや電気自動車などの[非ガソリン車の利用推進]を意味します。

エコカーと言えばイメージしやすいと思いますが、地球温暖化防止のため世界中で排ガス規制が進んでおり、2040年にガソリン車の完全廃止を決めた国もあります。

その代替としてHV(ハイブリッド車)、EV(電気自動車)への注目が高まっているのです。

MaaS

[MaaS]とは[Mobility as a Service]の略で、[自動車や自転車、公共交通機関などの交通手段を利用し、最適化された移動ルートを提供する]サービスです。

インターネット上で予約や運賃の決済を簡単かつ効率的におこなうことが可能で、車を所有しなくても、必要なときに様々な交通手段を使い分けることで、よりスマートで持続可能な交通システムを実現することを目的としています。

決済の統合という点では、日本のSuicaも[MaaS]の1つと言えるでしょう。

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自動車業界の主な職種

自動車業界の主な職種

自動車業界にも、他の業界同様、人事・総務・経理財務などの職種もありますが、ここでは、自動車業界ならではの[商品企画][マーケティング][生産][研究・開発]という4つの職種を紹介します。

商品企画

消費者が欲しいと考えている自動車を考察し、新しい自動車のコンセプトを練り上げる職種です。その他にも、市場の調査や資材・部品の調達なども担当します。

商品企画という職種は華やかな職種の印象を受けますが、緻密な調査を元に予算策定したり、商品のアピールポイントなどを自社のブランドイメージと掛け合わせた上で経営陣へプレゼンをしたり、研究チームとの調整をしたりと仕事内容は多岐に渡ります。

マーケティング

市場調査・カスタマーニーズをもとにCMやインターネット告知、イベントなどのプロモーション・集客をおこなう職種です。

具体的には、新車発売のイベントやキャンペーンなどを企画したり、新車購買時の特典やノベルティを考案したりします。

トヨタ自動車のハウスエージェンシーであるデルフィスのように、マーケティング機能全般を担うグループ会社を持っている企業もあります。

生産

生産は需要に応じて過不足なく部品を手配し、生産量を調整したり、製造ラインのチェックやスケジュール・品質管理をおこなったりする職種です。

具体的には、市場の売れ行きに応じて部品発注計画を綿密に立て、何台であっても消費者の求める納品期日に間に合うように生産します。

また納品日に対して、どのように効率よく自動車の量産ができるかを考えるのも生産の役割です。

研究・開発

研究・開発は、自動車の部品や新たな技術の研究・開発をおこない、新しい技術を生み出している職種です。

電子技術・モーター・エンジン・トランスミッション、そしてHV(ハイブリッド車)、EV(電気自動車)などの次世代自動車といった様々な分野からそれぞれの専門家が集まり研究・開発が進められています。

研究・開発では、それぞれテーマに沿った実験や解析、データ収集、検証など、新製品の自動車の開発や既存自動車製品の改良に、必要な研究をおこないます。

また研究によって得られた結果をもとに、製造時の安全の確保や製造コスト計算、モニタリングなど製品化に向けた業務も担っています。

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自動車業界が求める人物像とは?

自動車業界が求める人物像とは?

自動車は完成までの期間が長く、売上に繋がるまで数年程度かかります。そのため1つの事柄に対して情熱を持って粘り強くチャレンジできる人が向いていると言えるでしょう。

また自動車業界は自分1人、1つの企業だけで完結する仕事は少なく、様々な企業や部署の人と協力しながら仕事を進めていかなければなりません。

研究開発などの専門職であっても、企画や製造、取引先など社内外の多くの人と連携を取る必要があります。

そのため周囲の人と良好な人間関係を築くことはもちろん、上司や他部門の人ともしっかり交渉・調整できる能力が求められるでしょう。

また近年自動車業界の海外進出は加速しており、日本メーカーが現地生産した車を日本国内へ輸入する企業や海外での自動車の販売に力を入れている企業も増えています。

つまりグローバルな視点を持てる人も求められると言えます。

上記をまとめると、自動車業界で求められる人物像は以下の3点を満たす人であるということがわかります。

  • 情熱をもって粘り強くチャレンジできる人
  • 様々な人と良好な関係が築けるコミュニケーション力と調整力がある人
  • グローバルな視点を持てる人

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自動車業界で評価される志望動機に必要な2つの要素

自動車業界で評価される志望動機に必要な2つの要素

自動車業界で評価される志望動機を作るにあたって、まずは[自動車業界で評価される志望動機]に必要な要素を把握しましょう。

自動車業界で就活で評価される志望動機には、以下の2つの要素が欠かせません。

・数ある業界の中で、なぜ自動車業界を志望しているのか?
・数ある企業の中で、なぜその企業を志望しているのか?

[なぜ自動車業界なのか]については、例えば「高齢者でも安全に車の運転ができるような新しいカタチの車を作りたい」といった自動車業界ならではの理由を入れましょう。

[なぜその企業なのか]については、志望企業の強みや事業形態などの特徴を調べて、競合他社と差別化しながら伝えます。

例えば、国内最大手の自動車メーカートヨタの強みは、レクサスを代表とする高級車とハイブリッド車、および燃料電池車です。またトヨタの生産方式は、世界中の製造業でお手本とされています。

ホンダはトヨタ自動車に次ぐ売上を誇る企業です。ホンダは四輪事業以外にも、二輪事業や芝刈り機や草刈り機のような作業用製品を扱う事業、航空事業なども展開しており、中でも特に二輪事業に強みを持っています。

このように同じ自動車業界に属する企業とはいえ、企業ごとに強みや注力している事業は異なるため、企業ごとの特徴を把握した上で、[自分が自動車業界・その企業を志望する理由]を考えるようにしてください。

【志望動機の書き方】選考通過率をUPさせる方法とは?
志望動機は書き方ひとつでレベルが上がります。ESが落ち続ける人、通る人の違いは書くべき内容を入れ、読みやすい構成で書けているかどうかです。本記事では志望動機のセオリーとも言える書き方のコツをお伝えします。

自動車業界で評価される志望動機の作り方

自動車業界で評価される志望動機の作り方

[自動車業界の求める人物像]と[自動車業界で評価される志望動機に必要な要素]を理解したら、早速自動車業界で評価される志望動機を作成していきましょう。

志望動機を作成する際、「他の就活生の志望動機に埋もれないようにオリジナルの構成にしなければと…」と考える就活生もいるようですが、必ずしもそうではありません。

シンプルでわかりやすい文章構成が、相手を意識した書き方であり、読んでもらうコツです。

志望動機を作成する際は、以下の構成で作成しましょう。

(1)志望動機を一言で伝える
(2)背景・動機を伝える
(3)その企業を志望する理由を伝える
(4)入社後にどのように活躍したいと考えているかを伝える

具体的にそれぞれどのような文章を書けばよいのか、本田技研工業(ホンダ)の内定を獲得した22卒の就活生の志望動機を参考にして確認してみましょう。

(1)志望動機を一言で伝える

私が成し遂げたいことの実現の場として貴社を志望する理由は、モノづくりを通して、誰もが平等に機会を得ることができる社会の実現に貢献したいからです。

(2)背景・動機を伝える

学生時代、休学してバングラデシュで生活をしていた時、バイク一台で田舎から出てきてバイクタクシーとして生計を立てている人々を目にしました。 バイクなど移動手段を手にしたことで、インフォーマルな職に就く以外の選択肢を手に入れることができることに、乗り物が持つ人と社会を豊かにすることの可能性を感じました。 この経験から、将来は日本のモノづくりを武器に、アジアの新興国に現地で本当に必要とされている製品を提供したいと考えています。

(3)その企業を志望する理由を伝える

貴社の製品は、二輪、四輪車をはじめ「モビリティ」をキーワードに、高い技術力で人々の生活の豊かさの実現に貢献していると考えます。 また、その地域の特性に合わせて常に革新的な製品開発に取り組んでおり、世界中の地域特色やニーズに応じて最適な手段を提供できることにも惹かれています。

(4)入社後にどのように活躍したいと考えているかを伝える

貴社で働くことを通して、製品を世界中に広め、移動手段を手にすることで広がる人生の選択肢を一人でも多くの人に届けることが目標です。

引用:unistyle/本田技研工業(事務系総合職 22卒内定者)

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自動車業界の志望動機例文

自動車業界の志望動機例文

過去に選考を通過した人の志望動機を見ることで[自動車業界で評価される志望動機]の書き方や伝え方を知ることができるでしょう。

以下では、unistyleにて公開されている自動車業界の選考を通過したESの志望動機の例文を、[自動車メーカー][自動車部品メーカー]に分けて紹介します。

自動車メーカー企業の志望動機

トヨタ自動車の志望動機の例文(24卒内定者)

仕事をするうえで大切にしたい価値観や求める働き方・職場風土(200字以内)トヨタでやりたいこと、それに繋がる強み・能力・経験(300字文字以内)
【価値観や働き方、職場風土】
モノづくりを通じて人々の暮らしや社会をより良くしていく意識と、それが実感できる働き方

【理由】
幼い頃からモノづくりに興味があった自分はその歴史を学ぶ中で、社会基盤の発展と技術革新の両輪こそ、短い期間で人々の暮らしが劇的に変化した大きな要因であると実感しました。貴社の持つ「産業報国」の社是はまさにこの価値観に合致するものだと思い、高い魅力を感じています。

日々の生活に不安を感じずに過ごせて初めて技術革新のアイデアが芽生えると考えています。安全な社会の構築に向け、〇〇でも安全に乗員を輸送できるクルマの開発、中でも〇〇システムである〇〇領域での〇〇の分野で活躍したいです。〇〇が重要な貴社の〇〇製品や〇〇に魅力を感じており、〇〇でなくても十分な安全性が担保できる〇〇車両の開発に挑戦したいです。自身の研究で培った〇〇における基本的な理論や考え方は、実際に貴社の製品設計のノウハウを学ぶ下地として強みになると考えています。

日産自動車の志望動機の例文(23卒R&D職内定者)

日産自動車への志望動機(200文字以内)
貴社を志望する理由は2つあります。1つ目は、大好きな車を通して社会貢献をしたいと考えているからです。自動車は単なる移動手段だけではなく、人生において大きな影響をもたらす存在だと考えています。2つ目は、貴社がEVに関する高い技術力を持っているからです。今後、自動車に必要とされる高い安全性や環境負荷の少ない性能を実現するために、貴社の技術を活用して自動車開発に貢献していきたいです。
選択した職務を志望する動機や自身の専門性、経験をどのように生かすことができるのかをご記入ください(300文字以内)
パワートレイン開発を志望する理由は、研究活動で培ってきたリチウムイオン電池の知識を活かすことができると考えたからです。私は電気化学分野の研究室に所属しており、リチウムイオン電池のSEI解析の研究を行っています。リチウムイオン電池においてSEIは電池の安全性や性能に大きく関わっているため、SEIの観点からより安全で高性能な自動車開発に貢献できると考えています。また、私の所属する研究室では、リチウムイオン電池の他にも様々な電池の研究を行っています。このため、研究室活動で培ってきた様々な電池に関する知識を活用して、今後必要とされる高性能かつ環境に配慮した電池の開発・実用化に貢献できると考えています。

 SUBARUの志望動機の例文(22卒営業職内定者)

SUBARUで将来、どの領域でどんなことに挑戦したいですか。
貴社の自動車部門の営業職として、「安心と愉しさ」という貴社製品ならではの価値を、一人でも多くの消費者に訴求することで、移動を通じた社会幸福度の底上げをはかりたい。
私は、貴社が共有する安全性能に関する技術力の高さと、乗っていて愉しい移動空間を提供するという信念の強さは、競合他社と一線を画すと考える。一方で、それらの技術や信念が消費者にとって価値として認識されなければ、他社と比べて高価な車という認識に止まってしまう。私は、この現状を変え、一人でも多くの消費者に対してスバル車を選択してもらいたい。そこで、営業職としてマーケティング業務に従事し、「安心と愉しさ」の価値を、自身の傾聴力を生かし、顧客の感性に訴えるメッセージを通じて普及させたい。そして、より多くの消費者に対して日々の移動に喜びをもたらし、事故で悲しむ人を未然に一人でも多く救うことによって、社会に対して良いインパクトを与えていきたい。

マツダの志望動機の例文(22卒電子性能開発部内定者)

あなたがマツダで実現したい夢は何ですか?また、その夢を実現したい理由も教えてください。 (400文字以下)
私の夢は、「車に関心の無い人に、カーライフを届けること」です。現状、免許をとっても運転しない人が多く、都市エリアでは特に若者の車離れが深刻です。さらに高齢者やペーパードライバーの中には、恐怖心により運転できない人がいます。私自身もペーパードライバーでしたが、ある時運転するきっかけがあり、今では運転が大好きで自分の車が欲しいと思っています。車を持つハードルが高くても、カーシェアリングの整備により、気軽に運転する機会が生まれ、車を持つきっかけになるはずです。また自動運転技術や安全性能の向上により、恐怖心のある人にも運転意欲が生まれると思います。貴社の車は安全性能の基準が高い上、外装のデザインに注力しており、車に関心のない人でも目を引くものだと感じています。私は貴社の安全性やデザイン性の高さを武器に、最新技術を搭載した車を作り、人生を豊かにしてくれる車をより多くの人に届けたいと思っています。

自動車部品メーカーの志望動機

DENSO(24卒技術系総合職内定者)

選択した応募コースを踏まえて、あなたがデンソーで実現したいこと(これまでの経験や培った強みなどを踏まえ、具体的に)
研究室で培ってきたインバータ制御を通じたモータ駆動の経験をもとに車両の電動化を実現し、世界でも活躍できる電動化技術者を目指したいです。車両の電動化を進めていくうえでの課題の一つとして、今後さらなる高出力化に対応していくことが求められると考えています。私は現在モータ巻線の絶縁皮膜の薄膜化について研究しており、この研究は今後の駆動システムの高出力化に伴う入力電圧の高電圧化を見据えたものであり、この実現はモータの小型化・高効率化にも通じると考えています。また、その研究において巻線の劣化具合を比較・評価するために従来のシングルインバータ制御と、高出力化に対応したデュアルインバータでの制御を用いたモータ駆動の経験があり、これらは電動化コースでも活かすことができると考えています。そして当該研究での成果が認められて行った国際学会での発表は、海外の最新研究を理解し、グローバルに活躍したいと強く考えるいい機会にもなりました。貴社ではグローバルなお客様を相手に製品開発をしていることから、私も貴社に入社したら将来的に車両の電動化実現を目指し海外との橋渡しができる研究員になりたいと考えています。

アイシン(24卒技術系総合職内定者)

アイシンに入社したらご自身の強みをどう生かし、具体的にどのような仕事をしたいか(400文字以内)
研究室で培ってきたモータ制御や絶縁の知識をもとに、モータのさらなる高出力化や絶縁の規格化、性能評価に取り組み車両の電動化に貢献したいと考えています。今後さらに電気自動車を普及させていく上での一つの課題として高出力化に対応していくことが求められると考えています。私はモータ巻線の絶縁皮膜の薄膜化について研究しており、この研究は今後の駆動システムの高出力化に伴う入力電圧の高電圧化を見据えたものであり、この実現はモータの小型化・高出力密度化にも通じると考えています。また、貴社のインターンシップにおいても絶縁試験によるロスコストは課題としてあげられていることを知り、絶縁評価の規格化を通して生産ラインの低コスト化においても貢献できると考えています。このような研究を通した知識をもとに、今後のモータの高出力化に対応する製品の開発や生産に取り組み、車両の電動化に貢献できる仕事をしたいです。

ブリヂストン(22卒セールス&マーケティング内定者)

当社に対してどのようなイメージを持っていますか。また、当社のどのような部分があなたの志向にマッチして、今回の応募に至りましたか。その理由と併せてご記載ください。(300文字以下)
タイヤの世界的なリーディングカンパニーという印象を持っています。
また、業界トップシェアの地位に甘んじることなく、世の中の変化に柔軟に対応する姿勢が自身の志向とマッチしたため、貴社を志望しました。
私は学生時代に2年間バングラデシュで過ごした経験から、異文化の中で周囲と信頼関係を築く力や、変化の激しい環境において、自らの価値は何かを考えて行動する毎日に刺激と楽しさを感じました。
モビリティから社会に貢献するという軸を持ちつつ、新しいニーズや社会の流れに合わせた変化を積極的に行う点が私にとって魅力的であり貴社を志望します。
現在の応募職種を志向している理由を記載してください。(300文字以下)
貴社の製品を今よりも多くの国と地域に広め、その地域の特性に合った製品を展開したいと考えたため、Sales&Marketingを志望しました。
私は学生時代の経験から、インフラの未熟な新興国、途上国の人々にとって最適な移動手段を提供したいと考えるようになりました。
そのためには、モビリティの基盤となる貴社製品の特徴を知り、最も市場に受け入れられるモノは何かということを考えることが大切であると考えます。
そのうえで、ある地域の文化や特性、消費者のニーズを把握し、常に現場目線、顧客目線から売り上げに貢献できる事ができると考えて、該当職種を志望します。

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まとめ

繰り返しになりますが自動車業界は、日本のモノづくりを支える大きな柱となる業界です。

そのような自動車業界は現在、EV化や自動化にむけ大きな転換期を迎えており、今後の成長も期待できるでしょう。

とはいえ自動車業界は入社を目指す就活生は多いため、自動車業界の選考を通過するためには他の就活生と差別化できる志望動機を作成することが大切です。

あらためて「どうして数ある業界の中で自動車業界を志望しているのか?」「自動車業界の中でも完成車を扱いたいのか?部品・素材を扱いたいのか?」「数ある企業の中でもなぜその企業なのか?」を考え、自分の言葉で説明できるようにしましょう。

そうすることであなたの志望動機に説得力を持たせることができるはずです。

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