●自己PR欄が大きい履歴書を選ぶことで自分を効果的にアピールすることができる
●履歴書を購入できる場所は[大学の購買][コンビニエンスストア][文房具屋・書店][100円ショップ]などがある
就活が始まり、いざ履歴書を作成しようとするとたくさんの種類があり「どれを買えば良いのだろう?」と迷った経験のある就活生もいるでしょう。
結論、企業から履歴書のフォーマットの指定がない限りはどの形式の履歴書を選んでも問題ありません。
なぜなら一般的な履歴書は、指名・住所・学校名といった基本情報や学歴などの必要項目が備わっているからです。
しかし自分を最大限アピールするためには、履歴書の種類・種類ごとの違いを知っておくことが重要です。
本記事を読んでそれぞれの履歴書の種類や特性を把握し、自分に合った履歴書を選び、企業へ効果的にアピールするための履歴書を作成してみましょう。
就活で使える履歴書の種類
就活で履歴書が必要になった場合、いざ購入しようと思っても種類が多く、どの履歴書を買えば良いのか迷ってしまう就活生は少なくないと思います。
市販されている履歴書の中には就活用ではないものもあるため、就活で使える履歴書の適切なサイズや形式を把握する必要があります。
ここでは履歴書の特徴を種類別に紹介していきます。
一般・新卒用
一般・新卒用の履歴書は他のものと比較すると、自己PRの欄が大きく取られています。そのため、志望企業に対して自分を効果的にアピールしやすい形になっています。
また[スポーツ・クラブ・文化活動 ] という学生ならではの欄もあるため、社会人経験のない就活生にはオススメの履歴書となっています。
その他、一般・新卒用の履歴書は[志望動機]欄や[趣味・特技]の欄などが充実し、アピールするための欄が備わっているのでオススメです。
大学指定の履歴書
大学指定の履歴書は就活で使用するのにとても適しています。
市販されている履歴書と比較すると、志望動機や自己PR欄の他にも、学生時代に頑張ったことやゼミの研究内容など、自分をアピールできる欄がたくさんあります。
また、大学指定の履歴書は学校名や学章が記載されていることがあるため一目でどの大学かわかることも市販の履歴書にない良さです。
自分を最大限アピールするためにも、自己PRできる欄が多いものを選ぶようにしましょう。
JIS規格
JIS規格は、日本工業規格のことで工業製品などの規格を定めた[国家規格]を表しています。
JIS規格の履歴書は、自己PR欄が小さく [ 学歴・職歴]欄[免許・資格 ] 欄が大きいため学歴や職歴以外でのアピールが難しいという特徴があります。
また[学歴・職歴]欄が大きいため空白が多くなり見栄えが悪くなってしまいます。そのため、社会人経験のない就活生には不向きな履歴書と言えるでしょう。
[学歴・職歴 ] 欄が大きい事から社会人歴の長い人には人気ですが、就活生は避けたほうが良い履歴書です。
アルバイト用
出典: 日本法令 ONLINE SHOP/商品詳細 パートタイマー(アルバイト)履歴書
アルバイト用の履歴書の基本的な項目はJIS規格のものと同じですが、出勤を希望する曜日や時間帯を記入できる欄があるということが特徴です。
そのため、パートやアルバイトの仕事を探す学生や主婦の人によく利用されています。
また、学歴と職歴の欄が別々になっているため、まだ社会人経験のない就活生には不向きな履歴書であると言えます。
履歴書のサイズはA4かB5の2種類
履歴書のサイズは、A4サイズ(A3用紙を2つ折りにしたもの)と、B5サイズ(B4サイズを2つ折りにしたもの)の2種類があります。このA4、B5サイズとは履歴書を半分に折った時のサイズを指します。
就活の履歴書は[A4サイズ(A3用紙を2つ折りにしたもの)]と[B5サイズ(B4サイズを2つ折りにしたもの)]の2種類のどちらかから選ぶようにしてください。
このA4とB5サイズは履歴書を半分に折った時のサイズを指します。履歴書のサイズは、基本的にどちらのサイズを使っても大丈夫です。
しかし、サイズを指定されている場合は、提出企業が指定しているサイズの履歴書を使うようにしましょう。
また、就活用で一般的に使用される履歴書はA4サイズとされています。
そのため、提出先にサイズの指定がなく、どちらのサイズを選んだほうが良いのか迷った時は[A4サイズ]を選ぶと良いでしょう。
昔はA4サイズよりもB5サイズの方が主流でしたが、現在はB5サイズと比べてA4サイズの方がサイズが大きいため「より自分をアピールできる」ということでA4サイズの履歴書を選ぶ就活生が多くいるようです。
しかし「B5サイズのものを使ってしまったから選考に不利になる」ということはないので、B5サイズのものを使っても問題ありません。
またパート・アルバイト用や転職用の履歴書の場合、2つ折りではないA4・B5サイズの履歴書もあるため履歴書購入時は間違えないように注意が必要です。
■A4サイズ
■B5サイズ
履歴書を選ぶ際のポイント
ここでは、履歴書を選ぶ際のポイントを2つ紹介します。履歴書を用意する際には、以下の2点を確認した上で準備するようにしましょう。
就活用の履歴書を選ぶ
繰り返しになりますが履歴書には、[就活用]の他にも[アルバイト/パート用][転職用]などがあるため、履歴書を準備する際には、就活用の履歴書を選ぶようにしましょう。
また、就活用の履歴書は[一般用]と記載してあるものが多いので購入する際には確認してみてください。
自分を効果的にアピールできる履歴書を選ぶ
一般用の履歴書は、志望動機欄や趣味・特技欄などが充実し、アピールするための欄が備わっています。しかし履歴書によっては自由記述の項目や項目の欄の大きさが異なります。
そのため履歴書を選ぶ際は、志望企業に対して自分を効果的にアピールすることができるよう、自分がアピールしやすい項目の欄が大きい・苦手な欄が小さい・記入欄が入っていないなど、自分に合った履歴書を選ぶようにしましょう。
このように自分が書きやすい履歴書を選ぶことで、効果的なアピールに繋がるでしょう。
履歴書が買える場所とは?
ここでは、履歴書を購入できる場所を紹介します。それぞれの特徴も解説しているのでどこで買うか悩んでいる人は是非参考にしてみてください。
大学の購買
履歴書を購入できる場所の中で一番のオススメは大学の購買です。大学の購買で購入できる履歴書には履歴書を通じて企業へ伝えたい項目が一通りあるので失敗がなく安心して使うことができます。
また、大学指定の履歴書は市販の履歴書に比べ自己PRや志望動機の欄が大きくなっているものが多いです。そのため自分の良さを効果的にアピールしやすく、企業に好印象を与えやすくなります。
また繰り返しになりますが、大学で購入できる履歴書は、大学名や学章が記載されているものもあることから、一目でどの大学かわかることも市販の履歴書にない良さと言えるでしょう。
大学名をアピールしたいという人は大学指定の履歴書を購入することをオススメします。
コンビニエンスストア
コンビニエンスストアでの購入は、種類にこだわらずすぐに購入したいという人にオススメです。
コンビニエンスストアは、全国各地にあるだけでなく24時間営業の店舗が多いため「近場で早く購入したい」「今すぐ履歴書を購入したい」といった急を要する場合には、コンビニエンスストアが便利でしょう。
しかし、コンビニエンスストアは品揃えが1〜2種類しかないことがほとんどです。「自己PR欄が大きい履歴書が良いな」「JIS規格の履歴書が良いな」など種類にこだわりがある人は他の場所で購入することをオススメします。
文房具屋・書店
文房具屋や書店は、履歴書を提出するときに必要な封筒や文具も充実しているため、履歴書の提出に必要なものを同時に購入するなら文房具屋や書店がオススメです。
また、他の販売場所に比べ値段に応じた良質な紙を使用していることが多いので、紙質にこだわりがある人は文房具屋や書店で購入すると良いでしょう。
豊富な種類の履歴書が揃っているので、たくさんの履歴書を見比べて選びたいという人にもオススメです。
100円ショップ
100円ショップは、「安く購入したい」という人にオススメです。就職活動では履歴書を何枚も使うため、出費を抑えたいという人にはピッタリの購入場所です。
また店舗にもよりますが、複数の種類を取り扱っているので「自分に合った履歴書を選びたい」と考えている人にもオススメです。
ここまで履歴書のを選ぶポイントを紹介してきました。下記では、履歴書の正しい書き方を解説しています。これから履歴書作成する人は参考にしてみてください。
本記事では基本的な履歴書の書き方から封筒、添え状の書き方まで紹介しています。
まとめ
本記事では履歴書の選び方を紹介してきました。
履歴書には様々な種類があり、それぞれに適切な用途があります。
そのため就活で使用するにはどの履歴書が良いか、自分を最大限アピールできる履歴書はどれなのかを理解してから選ぶようにしましょう。
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