「インターンで少しでも良い印象を持ってもらいたい!」「インターン参加するにあたって何か気をつけることあるかな?」
インターンを目前に控え、上記のような不安を抱いている人も少なくないと思います。
そこで本記事ではインターン中に意識すべきマナーとインターンに参加する際の服装や髪型、メールのマナーについて紹介しています。
また企業に積極性をアピールする方法も紹介しているので、インターンを通して印象に残りたいと思っている方はぜひ参考にしてみてください。
インターン中に意識すべきマナー
インターン中に意識すべきマナーとして、ここでは「受付」「挨拶」「姿勢」「自己紹介」「言葉遣い」「名刺交換」の6つのマナーについて紹介していきます。
受付
面接会場に着いたらまず受付を行います。
あまりにも早く着きすぎてしまうと迷惑なってしまうこともあるので、目安としては、面接時間の5分~10分前に着くようにします。
受付の際は「学校名」「氏名」「目的」を必ず伝えてください。
企業によっては受付での態度もチェックされる可能性があるため、ハキハキ話す、笑顔を意識するなどの振る舞いには気をつけておきましょう。
挨拶
元気良く相手の目を見て挨拶します。挨拶は人として基本的なものであるため、受付時から気を抜かないよう注意しましょう。
お辞儀の角度まで意識できると尚良いです。
❏お辞儀の種類
・敬礼(30度程度の一般的なお辞儀)
・最敬礼(45度程度の最も丁寧なお辞
会釈はすれ違う際や入退室の際などによく使われるお辞儀で、目線はつま先から1.5メートル先を見るイメージになります。
最もよく使うお辞儀は敬礼で、「おはようございます」「よろしくお願いします」など普段の挨拶の際に使われます。目線は1メートル先を見るようにしてください。
最敬礼は「ありがとうございました」「申し訳ございません」など改まって挨拶する際や謝罪する際などに使用します。
つまり最敬礼は頻繁に使われるものではありません。最敬礼の目線は0.5メートル先を見るようにすると良いでしょう。
姿勢
インターンは学生気分で参加するのはNGです。
インターンに参加させてもらっているという感謝の気持ち、成果を残してやるという当事者意識を持って臨みましょう。
また話してくれた内容を全て暗記するのは不可能です。大事な情報を忘れないようにするためにも、メモを取るようにしてください。
メモを取る際は「メモを取ってもよろしいでしょうか」とひと言伝えるようにしましょう。
自己紹介
自己紹介をする際は大学名や所属している学部学科、氏名をまず伝えます。
次に大学で学んでいることやサークル活動、部活動、特技、趣味など、自分がどんな人間なのかがわかるような内容を伝えます。
最後にインターンに参加した理由やインターンで学びたいことなどを伝えて自己紹介を締めましょう。
また、自己紹介のパターンは複数用意しておくことをオススメします。
企業によって自己紹介に与えられる時間が30秒であったり1分であったりと異なるため、どのパターンにも適応するためです。
言葉遣い
インターンに参加する際は丁寧な言葉遣いを心がけてください。
正しい言葉遣いができていないと企業からマイナスなイメージを持たれてしまう可能性があります。
そのためインターンに参加する前に正しい敬語表現を身に着けておきましょう。
尊敬語:相手に対して敬う気持ちを表す敬語です。主に目上の方が主体になる時に使います。
謙譲語:へりくだった言い方で相手への敬意を表す敬語です。主に自分を下げて相手を立てる時に使います。
名刺交換
インターンで実際に名刺をもらう機会があるかはわかりませんが、もしあった場合にスムーズにできるよう予め知っておきましょう。
名刺をもらう際に、もし座っていた場合は立ちます。相手から名刺を渡されたら社名やロゴ、名前に指をかけず何も書いていないところを両手で持ち受け取ります。
受け取る際は「頂戴致します」とひと言添え、受け取るようにしてください。
インターンの際の服装・髪型
ここまでインターン中に意識すべきマナーについて紹介してきました。
続いてはインターンに参加する際の服装や髪型について学んでいきましょう。
見た目はその人の印象に大きく影響を与えてしまうため、インターンにふさわしい服装、髪型で臨むようにしてください。
服装
インターンの服装は指定がない場合はスーツ、私服指定されている場合はオフィスカジュアルにしましょう。
インターン用のスーツやオフィスカジュアルを選ぶポイントは以下の記事で詳しく紹介しているので、参考にしてみてください。
参考:【インターン】最適な服装の選び方|スーツと私服のケースを紹介髪型
❏男性
男性は前髪を上げ額を見せるようにします。サイドと襟足は短く揃え、全体的にワックスを使って整えるようにしてください。
髪色は黒にしましょう。
❏女性
女性は顔の印象が暗くならないようにするために耳を出すようにします。
ロングヘアの場合はポニーテールやハーフアップなど、髪を結ぶと良いでしょう。
お辞儀をしても崩れない髪型にするのがポイントです。
髪色は黒か暗めの茶色にしましょう。ヘアアクセサリーは華美でないものであれば問題ありません。
メールを作成する際のマナー
インターンに参加する前や後など、企業にメールを送る機会は多々あります。
その際に企業にマイナスな印象を与えないためにも、メールを作成する際のマナーについて学んでおきましょう。
今回はインターンの参加後に送るお礼メールの作り方について紹介していきます。
お礼メール
インターン後のお礼メールを送る際は、感謝のメッセージ、感想、学んだこと、認識が変わったことなどについて自分の言葉で書きます。
またインターンで経験したことを今後どのように活かしていくのかについても伝えましょう。
❏例文
〇〇大学〇〇学科ネオキャリア花子と申します。
この度は貴社のインターンシップに参加させて頂き、ありがとうございました。
貴社のインターンシップで実際の業務を経験させていただいたことで、〇〇職の細かい点まで知ることができ、今後の学生生活で学ぶべき方向性が明確になりました。
〇〇業界には以前より興味がございましたが、今回のインターンシップを通じて実際に勤務しておられる皆様の生の声をお聞かせ頂き、活き活きと活躍しておられる姿を拝見できましたことで貴社で働きたいという思いが一層強くなりました。
今後の本選考においても、今回のインターンシップ経験を活かして全力で取り組みたいと考えております。
このたびは、誠にありがとうございました。
末筆ながら、貴社の一層のご繁栄と皆様のご多幸をお祈り申し上げます。
他のメールの作り方を知りたい人は以下の記事を見てみてください。
参考:【例文あり】インターンのメールの作り方-お礼・辞退・参加連絡・日程変更-企業に積極性をアピールする方法
ここまでインターンのマナーについて紹介してきました。ここからはインターンで企業に積極性をアピールする方法を紹介していきます。
企業に積極性をアピールする際は逆質問をして志望度の高さを伝えましょう。
逆質問は大きく分けると以下7つに分けられます。
「仕事内容に関する質問」
「必要な能力、キャリアパスに関する質問」
「社風に関する質問」
「志望度をアピールする質問」
「自己PRできる質問」
「面接官個人に関する質問」
上記それぞれのカテゴリーごとに逆質問例を紹介していきます。
経営戦略に関する質問
★5年後、10年後に描いているビジョンを教えてください
★御社が今、不足しているまたは、課題に感じていることはなんですか?
仕事内容に関する質問
★今の目標を教えてください。またそれを達成するために頑張っていることを教えてください
★だいたいの1日の仕事の流れを教えてください
必要な能力、キャリアパスに関する質問
★御社で評価されている人はどのような人ですか?
★若手社員に求めることや、今後こうなってほしいというイメージがあれば教えてください
社風に関する質問
★御社には部署や事業部によって、組織風土などに違いはありますか?
★社員同士が自発的に教え合うような風土はありますか
志望度をアピールする質問
★社員教育に力を入れているとお聞きしましたが、独自の研修などはありますか?
★入社後は責任あるポジションを目指したいと考えています。御社の評価制度・昇進制度について教えてください
自己PRできる質問
★〇〇の資格を持っていますが、御社の仕事で活かすことはできますか?
★大学時代は100人以上の部員がいる部活動で部長として全体を統括していました。御社では若手でもこうした経験が活かせるチャンスはありますか?
面接官個人に関する質問
★〇〇さんが入社前後に感じたギャップはありますか?
★今の目標と、それを達成するためにどのような取り組みをしているか教えてください
まとめ
本記事ではインターンのマナーについて紹介してきました。インターンだからと気を抜かず、正しいマナーを意識して参加することが大切です。
またインターンには自分の大学の代表として参加しているという意識を忘れないようにしてください。
あなたの態度一つでその大学の印象が悪くなってしまう可能性も大いにあるため、大学を背負ってきているくらいの気持ちで臨むようにしましょう。
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