「就活が不安で眠れない…」原因と対処法を知って改善しよう！リラックス法も紹介

就活を不安に感じているのはあなただけではない！

2024年4月に就職エージェントneoが、25年卒（当時大学4年生）の就活生を対象に実施したアンケートで「現時点で、あなたが感じる”就活に関する不安や悩み”に近いものを選択してください」と質問したところ「漠然とした不安や焦りがある」を選択している就活生が1番多いということがわかりました。

実際、大学3年生になってから急に就活が始まり、「将来やりたいことは？」「あなたの強みと弱みは？」と聞かれても、どのように答えるべきか困ってしまう就活生がほとんどでしょう。

また「就活で自分の将来は決まってしまうんだ」と考えると、誰もが就活に対し漠然とした不安を感じてしまうはずです。

しかし就活への不安や恐怖を感じたまま就活を継続してしまうと、眠れなくなるなど身体的にも悪影響を及ぼす可能性があります。

そのためまずは多くの就活生が怖いと感じている要因を知り、就活の不安を解消するための対策を一緒に考えていきましょう。

参照：25卒就活生を対象とした4月1日時点での内定獲得率に関する調査結果

就活が不安で眠れない人の抱えている悩みと対処法

ここでは、就活が不安で眠れないという就活生の特徴を5つ紹介します。また、対処法も併せて紹介しているので、自分に当てはまる対処法がないか探してみてください。

就活の進め方がわからない

就活をはじめてみたものの、「この進め方で合ってるのかな…」と不安を感じる就活生も少なくないと思います。

そもそも就活は人それぞれ進め方が異なるため、正解はありません。しかしそのまま手探りで進めても不安が大きくなるだけでしょう。

就活の進め方を知る1番の近道は、周りの友達や先輩、兄弟などすでに就活を経験している人に相談してみることです。

中には「身近な人にあまり相談したくないな…」という就活生もいると思います。そういう人は、キャリアセンターや就活エージェントを利用してみるのもオススメです。

正解がわからない

就活は企業によって評価基準が異なります。そのため、このような回答をしたら必ず評価されるといった正解はありません。

同じ企業であっても、その年によって求める人物像が異なることもあります。

企業のホームページなどに記載されている求める人物像から、どのような人材を採用したいと思っているかについてはわかるため、選考を受ける際は必ず企業の求める人物像をチェックするようにしましょう。

やりたいことが見つからない

やりたいことが見つからない就活生は、このままなんとなくの気持ちで就活をしていて良いのか不安に思っているのではないでしょうか。

このようなタイプの人は就活を進める上での目標が定まっていないため、なかなか志望動機を作成するのも難しいと思います。

「とりあえず書かなきゃ…」といった中途半端な気持ちで作成した志望動機では、今までたくさんのエントリーシートを読んできた採用担当者が読めば、すぐに志望度の低さがわかってしまいます。

また内定をすでに獲得している、就活を終わりにしている友達と自分を比べてさらに焦ってしまうという悪循環に陥ってしまうことも少なくありません。

そのためやりたいことが見つからなくて不安を感じている就活生は、とりあえずで就活を進めるのではなく、再度自己分析をおこない自分自身を見つめ直してみることをオススメします。

アピールポイントがない

「自分はリーダーを経験したこともないし、何かで成果を残したこともないから、アピールできることなんてない」と思い込んでしまっている就活生は少なくないと思います。

このように自分に自信が持てない就活生は、思い当たるアピールポイントがあってもつい他の人と比較してしまい「これはアピールにならないな…」とネガティブに考えてしまいがちです。

しかしアピールポイントがないと思っている人は自分について理解できていないだけの可能性があるため、自己分析をおこない自分について深掘りしてみてください。

自己分析だけでは不安という人は、他己分析をおこなうのもオススメです。

他己分析とは自分に近い第三者にあなたのことを分析してもらう方法です。身近な家族や友達に自分はどういう人なのかを聞くことで、自分への理解を深めることができ、新たなアピールポイントを見つけられる可能性もあります。

その際、大切なのはエピソードの大きさではありません。企業はあなたが何かすごいことを成し遂げた経験があるかどうかが知りたいのではなく、その出来事に対してあなたがとった行動や考え方、そこから何を学んだのかを知りたいと思っています。

強いエピソードがないからといって諦めるのではなく、あなたらしさをアピールできるエピソードを探してみてください。

以下の記事でアピールポイントや自己PRの探し方について紹介していますので、アピールポイントがないことで不安に感じている就活生は是非参考にしてみてください。

面接が怖い

面接が怖いと感じる原因は人それぞれですが、ここではよく挙げられる面接が怖いと感じる理由を4つ紹介していきます。

このように面接が怖いと感じる理由は就活生によって様々です。

上記4点については以下の記事で対策方法も併せて説明していますので、面接に少しでも恐怖心がある人は参考にしてみてください。

内定がもらえない

頑張ってはいるもののなかなか選考に通らず、このままどこからも内定をもらえないのではないかと不安になってしまう就活生は多いです。

大半の人が卒業と同時に就職します。この流れが一般的になってしまっているため、卒業が近づくにつれて内定をもらえていない人は焦りがどんどん強くなってしまうでしょう。

また、内定をすでにもらって就活を終わりにしている友達と自分を比べてさらに焦ってしまうという悪循環に陥ってしまう就活生も少なくありません。

内定がもらえなくて悩んでいる人は周りと自分を比べるのではなく、過去の自分と今の自分を比較するようにしてみてください。

「以前よりも落ち着いて面接に臨めた！」「以前詰まってしまった質問にしっかりと答えられた！」のように、過去と比べてできるようになったことを探してみましょう。

就活が不安で眠れない人がすべき選考対策

ここでは、就活が不安で眠れないという就活生がすべき対策を3つ紹介します。就活に対して少しでも不安を感じている人は是非試してみてください。

就活の全体像を把握する

先の見えない就活に漠然とした不安を感じる就活生は少なくないと思います。

そのような人はまず就活の全体像を把握しましょう。全体像を把握しているだけでも不安要素は減り、選考に向けてやるべき対策が見えてきます。

就活は以下のような流れで進めていくことが一般的となっています。なんとなく就活に対して不安を感じている就活生は、この流れに沿って行動してみてください。

就活の流れについて詳しく知りたい就活生は以下の記事も参考にしてみてください。

選考対策をする

「エントリーシートが通らない」「面接がうまくできない」などの悩みや不安を感じている就活生は、選考対策をおこない少しでも自分に自信をつけることからはじめてみましょう。

今回は書類選考と面接に分けておこなうべき対策を紹介していきます。

■書類選考を受ける前にすべき対策

エントリーシートを書く前に再度自己分析をおこなってみましょう。

企業選びの軸や強みを理解した上で最大限企業にアピールできるよう改めて自分を見つめ直してみてください。

自己分析のやり方がわからないという就活生は、以下の記事で6つの自己分析のやり方を紹介していますので、自分に合ったものを見つけましょう。

自己分析で、やりたいことや自分の強みが理解できたら、続いては志望動機、自己PRを作成します。そのためにもまずは書き方について学んでいきましょう。

志望動機の書き方は以下の記事を参考にしてみてください。

■面接前にすべき対策

続いては面接前にすべき対策について紹介します。

面接に臨む前は必ず練習をおこないましょう。以下でオススメの練習方法を紹介しますので、自分に合ったものを探してみてください。

▼一人でもできる練習方法
まずは 1人でできる練習方法を紹介します。他の人に頼りづらい、1人で練習したいという就活生は以下の方法を試してみてください。

▼客観的に見ることができる練習方法
続いては自分のことを客観的に知りたい、1人ではなく周りの人と一緒に練習したいという就活生にオススメの練習方法を紹介します。

それぞれの練習方法の詳細については以下記事でわかりやすく解説しているので、気になる練習方法が見つかった人は是非参考にしてみてください。

また、面接では就活生に基本的なマナーが身についているかどうかもチェックしています。

マナーが身についていないことが理由で評価が下がってしまうのは非常にもったいないため、面接時のマナーも覚えておきましょう。

面接マナーについては以下の記事で紹介しています。

就活がうまくいくイメージを持つ

「なかなか選考を通過できない…」「周りは内定が出ているのに私だけ全然内定がもらえない…」と、就活が思うようにいかず不安になる就活生は多いと思います。

選考過程を振り返る中で、うまくいかなかった部分に心当たりがある人は、それが今の自分の課題である可能性が高いです。次の選考に向けできるだけ早く課題を改善しましょう。

また「笑顔でハキハキと話すことができた！」などうまくいった部分があれば、継続するようにしてください。

就活は練習と対策なしで乗り切ることはなかなか難しいです。

「これだけ練習したのだから、最後はきっとうまくいく！」という前向きな気持ちで就活を進めましょう。

ぐっすり眠りたい人にオススメしたい対処法4選！

「就活のことを考えるとなかなか眠れない」「一旦就活のこと忘れて寝たい…」という人は、以下で紹介する4つの対処法の中から自分に合うものを探し、試してみてください。

リラックスする

眠れない時に「早く寝ないと…！」と焦って、無理やり寝ようとするのは逆効果です。そういった場合は寝ようとするのではなく、以下で紹介しているようなストレッチや呼吸法を実施してリラックスすることを意識しましょう。

■寝ながらできる簡単ストレッチ

ストレスがかかると体は緊張状態になっています。

体は、意識的に緊張させてから力を抜くと脱力しやすくなり、このリラックス方法を筋弛緩法と言います。

上記で紹介している筋弛緩法の動作を3～5セット繰り返すとリラックスできるでしょう。

■4-7-8呼吸法

ストレスや不安を感じてる時は無意識のうちに呼吸が浅くなりがちです。

浅い呼吸が続いてしまうと睡眠の質にも影響してしまうため、眠れない人は上記の呼吸法を実践してみてください。

■温かい飲み物を飲む

質の高い睡眠には身体の深部体温を下げることが効果的です。そのため、就寝1～2時間前に温かい飲み物を飲み、意図的に深部体温を上げます。そうすることで就寝時に深部体温が下がり自然と入眠体勢に入りやすくなるでしょう。

この時の飲み物は、白湯やホットココア、カフェインの入っていないハーブティーなどがオススメです。

■蒸しタオルで目元を温める

ぐっすり眠れないのは目が疲れていることが原因かもしれません。

スマホやパソコンを使う機会が増え、想像以上に目を酷使していることから眼精疲労が起こりやすくなります。

目元を温めることで血行が良くなり、副交感神経が優位になります。自律神経も整うため睡眠の質も改善されるでしょう。

しっかりリラックスしたい人は、じっくり温めるのがオススメです。

ツボを押す

眠れない人はツボを押してみるのも良いでしょう。

一言で不眠と言っても不眠になってしまった理由は様々だと思います。

ネットなどで検索すると眠れない状況ごとに押すべきツボを知ることができるため、気になる人は自分はどのツボを押すのが効果的か調べてみてください。

安眠できる環境を整える

長期的に不眠が続いている人は睡眠の環境が悪いのかもしれません。

枕やマットレス、照明、部屋の温度など、自分の睡眠を妨げているものがないか、自分の寝室をチェックしてみてください。

寝室は自分が1番リラックスできる状態にしておくことがベストです。どんな部屋だったらリラックスできるかを考え家具の配置や装飾を変えてみるのもオススメです。

寝る前に液晶画面は見ないようにする

スマホやパソコンなどから発せられる光を見ていると、脳は昼間だと錯覚を起こしてしまいます。

このような錯覚が起こると人を睡眠に誘う「メラトニン」の分泌量が抑制され、脳が覚醒し眠りが浅くなるなどの睡眠障害が起こります。

そのため、できれば就寝2時間前にはスマホなどの操作をやめるようにしましょう。

それが難しい場合は画面の明るさを暗めに設定したり、布団に入ったらスマホをいじらないようにするなど、できるだけ就寝前はスマホなどの液晶画面は見ないようにしてみてください。

まとめ

本記事では就活が不安で眠れない就活生の特徴と対処法について紹介してきました。

誰もが就活に対して不安を抱えています。しかしその不安や心配が大きくなりすぎてしまうと、無意識のうちに自分をどんどん追い詰めてしまうのです。

多少の緊張感は必要ですが、極度に追い詰められた状態で良いパフォーマンスをするのは難しいため、うまく不安やストレスと向き合いながら就活を進めていきましょう。

1人で就活と向き合うのが難しいという人は、是非就活エージェントに相談してみてください。

就活が不安に感じた時は、就職エージェントneoを活用しよう！

• 「就活が不安で眠れない…」
• 「眠れない人がすべき対処法とかないのかな？」
• 「このままどこからも内定をもらえなかったらどうしよう…」

このように就活に関する悩みは人それぞれでしょう。

就職エージェントneoでは、専任のアドバイザーが個別面談を実施し、就活生1人ひとりの就活状況をお伺いした後に、状況にあったアドバイスの実施や希望や適性に合った企業の求人情報を紹介しています。

「志望企業の選考を突破するために、面接のアドバイスがほしい！」「自分のアピールポイントを見つけるために自己分析を手伝ってほしい…！」など、少しでも就活に不安がある人は是非就職エージェントneoをご利用ください。