「働くならブラック企業は避けたい」と誰しも思いますよね?しかし、ブラック企業という言葉をきちんと説明出来る人は、それほど多くないのではないでしょうか。
「ブラック企業」という言葉は、基本的には労働法を守らず劣悪な環境で働かせる企業を指すことが多いです。しかし、年々働く人や企業側の考え方、制度等が多様化してきたこともあり、定義づけが難しくなってきています。
あなたが入社後に楽しいと思いながら仕事が出来るように、本記事では「ブラック企業とはなにか?」と「特徴と確認方法」について紹介していきます。
ブラック企業とは?
まず、ブラック企業がどんな企業のことを指すのかを厚生労働省が発表している内容を基に紹介します。
厚生労働省では、上記の様な心身への危険がある企業のことをブラック企業と意味づけています。
ブラック企業の特徴と確認方法
先述したように世の中の多様化によって、一概にブラック企業を定義することが難しくなってきています。そのため、人によってブラックだと思う項目は異なり、「周りが感じるブラック=自分にとってもブラック」だと思わないようにしましょう。
ここでは、上述した厚生労働省が提示している定義を基に、ブラック企業になりうる企業の特徴を、働く上での軸ごとに紹介していくので、当てはまる項目を確認していきましょう。
✓給料
✓職場環境
✓自分の成長性
✓福利厚生
✓その他
働き方
まずは、働く上での軸として「働き方」を重視する人に向け、注意すべき特徴を紹介していきます。
✓残業時間が多い
✓休日日数が少ない
✓有給休暇を取得出来ない
✓休日に呼び出される
✓無理なノルマを課せられる
✓始業数時間前に出社を強要
✓何日も徹夜が続く
■長時間労働(=時間外労働)
労働法として、労働時間は1日8時間、週40時間と定義づけされています。労働基準法により、労働時間(法定労働時間)は原則1日8時間・1週間40時間以内と決まっており、8時間を超えて働いた場合を時間外労働と言います。
その場合は、1.25倍の割増賃金が支払われなければなりません。
しかし、一部例外もあります。業界や職種によっては、1日に8時間以上勤務し、別日の勤務時間を少なくするという働き方もあります。他にも、働き方が自由で週40時間働けば1日に10時間の日や5時間の日があっても良いという企業の場合、ブラック企業とは言えないでしょう。
理由としては、会社側が法定労働時間を超えて社員に労働させる場合、労働基準法第36条に基づく労使協定(36協定)を締結していれば、時間外労働をすることが可能になるからです。
実際、遅刻をしないよう営業時間前に出勤したり、営業時間後にやり残した(やりきれなかった)業務を行ったりと8時間を多少超えて勤務をする企業がほとんどです。
そのため、「8時間ピッタリの勤務でない=ブラック」ではありません。しかし、勤務時間が1日15・20時間と超えるような明らかな長時間労働を強制をさせられた場合は、ブラック企業と言えるかもしれません。
【確認方法】
まず求人情報を確認した方が良いですが、ほとんどの企業が求人情報では労働法に沿った時間を記載しています。そのため、正確な情報を知りたい場合は知り合いの先輩に聞くのが良いでしょう。
他にもSNSや口コミサイト等で調べるのも1つの手です。ネット上だと本音を言いやすくなるため、労働時間を知ることが出来るかもしれません。
■残業時間が多い
まず、残業とは規定の労働時間を過ぎてからも仕事をすることを指します。残業時間において、労働法では原則月45時間、年360時間までとされているため、それ以上の残業を行っている場合はブラック企業と言っても良いかも知れません。
また月80時間を超える残業は過労死ラインに当たります。
長時間労働(時間外労働)は、先述しましたが、国で決めた労働時間の制限のことで、「1日8時間、1週間40時間」と決まっています。そのため、1日の勤務時間が7時間の会社で8時間働いたとしても、週40時間の労働時間に収まれば時間外労働にはならないのです。
残業時間とは、労働法で決められた「1日8時間、1週間40時間」の労働時間を超えて仕事をする場合のことを指します。
長時間労働(時間外労働)と残業時間は同じ様な意味として捉えられることが多いですが、法律上は別物として考えられています。
【確認方法】
確認方法は、まず求人情報を確認してみましょう。企業によって「20時間以内」「45時間以内」等と記載しています。
しかし、リアルな残業時間が分かりにくいため、こちらも社員の方やSNS、口コミサイトを利用すると良いです。
■休日日数が少ない
休日日数は業界や職種によって異なってくることがありますが、年間休日の平均は120日前後で下限の目安は105日です。プライベートと両立をしていきたい人は休日日数は働く上で重要なポイントになるので、確認しておきましょう。
【確認方法】
こちらは、求人情報を見てみて下さい。多くの企業が休日日数を記載しています。しかし、まれに休日日数を記載していない場合がありますが、その様な企業は下限の105日前後の休日か下回っている場合があります。
社員の方に確かめることができれば良いですが、出来ない場合や教えてくれない場合は無理に選考を受けなくても良いかもしれません。
■有給休暇を取得出来ない
有給休暇は、年5日の有給休暇取得の義務化がされています。義務とは別に多くの企業が10日前後の休暇を付与してます。
義務化された5日間の休日が取れなかったり、無断消化をされていたりした場合は、ブラック企業と言っても良いでしょう。また、休暇申請をしても必要以上に取得理由を聞かれたり、許可をしてもらなかったりすることも当てはまります。
【確認方法】
確認方法では、求人情報やHPで取得実績や取得率を確認するのが良いでしょう。有給休暇の取得に懸念を持っていない企業の多くは、過去数年分の取得率を提示しています。もし記載がない場合は、社員の方や口コミサイトから情報収集をしてみて下さい。
■休日に呼び出される
業界や職種によって、休日出勤をせざる負えない場合があります。そのため、「休日出勤=ブラック」とは言い難いですが、休日出勤をしても代休がもらえなかったり、手当をもらえなかったり無理やり仕事をさせられたりするとブラックと言えるでしょう。
【確認方法】
企業によっては求人情報に「場合によっては休日出勤あり。その分平日に休暇取得可能」等のように記載している場合があります。休日出勤が嫌な人は確認をしておくことをオススメします。
また、社員の方やSNS、口コミサイトから情報収集をすることでリアルな情報を知ることが出来るかもしれません。
■無理なノルマを課せられる
職種によってはノルマが存在しています。しかし、明らかに1人当たりの仕事量を大きく上回るノルマを課すことはいけません。他にもノルマが未達するとペナルティを設けられたり、遅くまでの残業を強要したりする場合は悪質とも言えるでしょう。
【確認方法】
求人情報にはノルマについて詳しく記載されている企業はあまり多くないため、社員の方や口コミサイト等を利用してみて下さい。
■始業数時間前に出社を強要
社会人にとって遅刻は厳禁のため、数十分前に出勤をすることは当然とも言えます。しかし、自らの意志で出社していることを除き、数時間前に出社を強要したり、ミーティング等を無理にセッティングされたりすることは普通ではありません。
【確認方法】
こちらは社員の方や口コミサイトを利用して確認してみて下さい。OBOG訪問や人事の方に「始業時間の何時間前に出社していますか?」と聞くと印象が悪くなる可能性もあるので、「1日のスケジュールはどうですか?」等のように聞くと良いでしょう。
給料
続いて、給料を働く上での軸にしている人は、気になっている企業が下記の特徴に当てはまらないか確認しておきましょう。
✓給与が最低時給を下回る
✓昇給しない
■残業代が出ない
残業時間で紹介したように「1日8時間、週40時間」の法定労働時間を超えて労働させた場合、会社側は割増賃金を支払わなければいけません。場合によっては「みなし残業」(※)として、給料の中に残業代が組み込まれているケースもあります。
みなし残業自体は違法ではありませんが、提示された「みなし残業時間」を超えた残業があった場合、プラスで残業代を払わなくてはいけません。
【確認方法】
社員の方や口コミサイトから確認をすることが良いでしょう。求人情報では残業時間は記載されていても残業代まで記載しているケースはあまりありません。
みなし残業かどうかについては求人情報に書かれていることがほとんどなので、みなし残業ではなく働いた分だけもらいたいという人は確認しておきましょう。
■給与が最低時給を下回る
厚生労働省が提示した2021年の最低賃金は東京で「1,041円」、大阪で「992円」です。これ以下の金額の場合は、違反対象となるでしょう。自分が勤務する都道府県の最低賃金については、下記URLを確認してみて下さい。
▶参考:厚生労働省/令和3年度地域別最低賃金改定状況【確認方法】
確認の仕方としては、まず求人情報と上記のURLを見てみましょう。求人情報に載っている給料を勤務時間で割って賃金がどれぐらい出るのかを確かめてみて下さい。
昇給しない
厚生労働省の調査によると、昇給率は約2%前後となっています。もし成果を残しても昇給が全くないことが何年も続く場合は、ブラック企業かもしれません。
しかし、実力主義の会社では成果に応じた昇給対応をすることが多いため、成果次第ではなかなか給料が上がらないこともあります。そのため場合によっては、ブラック企業とは言い難い可能性もあるでしょう。
▶参考:厚生労働省/令和元年賃金引上げ等の実態に関する調査の概況【確認方法】
企業や職種によっては、求人情報やHPに記載がされている可能性もあるので、一度調べてみて下さい。もし記載がなければ、社員の方や口コミサイトから確かめてみましょう。
職場環境
続いて、環境を重視している人は、気になっている企業が下記の特徴に当てはまらないか確認しておきましょう。
✓精神疾患の労働者が多い
✓パワハラ・セクハラの常態化
✓利益を上げられない社員に退職を促す
✓過労死する人が出ている
✓人間関係が良好ではない
■離職率が高い
状況にもよりますが、職場環境が悪いと社員は離れていきます。
厚生労働省が発表した離職率(勤続年数は関係なし)の平均は14.2%、2020年の入社後3年以内に離職した率は31.2%でした。入社を希望している企業の離職率がもし50・60%など極端に高い場合は、懸念を持つべきかもしれません。
▶参考:厚生労働省/入職と離職の推移 ▶参照:厚生労働省/新規学卒就職者の離職状況【確認方法】
確認方法としては、まず求人情報を確認してみましょう。しかし、離職率を提示している企業でも、場合によっては入社後何年以内の離職率かまで記載していないことがあります。
その場合は、社員の方や口コミサイトを利用してみて下さい。細かいパーセンテージまで理解している社員や記載されている口コミサイトはそれほど多くはありませんが、就業状況を知ることは出来るでしょう。
■精神疾患の労働者が多い
労働環境が悪いと心身ともにストレスがたまり、最悪の場合、うつ状態になってしまう可能性もあります。そのため精神的に病み、退職した人が多いと職場環境は良くないと言っても良いかもしれません。
【確認方法】
うつ状態になっている人や精神疾患になってしまった人は、SNSや口コミサイトで直接状況を記載しないかもしれませんが、他に退職をした人がネット上で社内環境を投稿している可能性があります。
そのため、SNSや口コミサイトから退職理由や社内環境を見てみましょう。
■パワハラ・セクハラの常態化
パワハラやセクハラは人によって、感じるラインが異なってきます。そのため、一定のラインを提示することは難しいです。
しかし例えば、権力を悪用して理不尽な要求や威圧的な対応をされたり、異性に性的な嫌がらせをしたりする場合はパワハラやセクハラと言ってもいいでしょう。
【確認方法】
社員の人に直接聞いても受け手側でないと分からないこともあるため、SNSや口コミサイトを利用してみると良いでしょう。
■利益を上げられない社員に退職を促す
会社は社員が利益を上げることで成り立っています。しかし、成果が出ないからといって威圧的な態度で退職を促されたり脅迫をされたりすることは間違っています。
パワハラと一部かぶるところもありますが、場合によっては口で言わずに到底無理なノルマを与えて退職を促すこともあります。
【確認方法】
口コミサイトを利用してみましょう。他にも面接等で会社に出向いた際に、社員の方の顔や対応を確認するのも1つの手です。職場環境が悪いと、社員の方の顔色が良くない場合や成績が社内に張り出されていることがあります。
■過労死する人が出ている
過労死に関しては、長時間労働や残業時間の多さにも関わっていますが、過酷な労働環境の中で働き続けると起きてしまう可能性もあります。
【確認方法】
ニュース等を確認してみることが良いでしょう。他にも、労働組合役員やNPO法人の代表、弁護士等で構成されて出来たブラック企業大賞企画委員会が発表している「ブラック企業大賞」を確認しても良いかもしれません。
▶参考:ブラック企業大賞■人間関係が良好ではない
人間関係の良好については、人によって定義が異なるかと思います。ここでは、自分の意見を言えなかったり助けてくれる人がいなかったりする場合を良好ではない人間関係としてお伝えします。
例えば、
・社員が疲弊して空気が思い
・助けてあげる環境(教育環境)がなく、頼れる人がいない
・権力のある人がワンマン運営をしている 等
【確認方法】
面接やOBOG訪問をして、社員の方の様子を見てみましょう。「面接でどんな対応をするか」「受付の人の対応」「目の前を通る社員の顔」を見ることで、自分に合う雰囲気かどうかや明るい環境なのかが分かるかと思います。
自分の成長性
次に成長性を軸にしている人は、気になっている企業が下記の特徴に当てはまらないか確認してみてください。
✓試用期間が長い
✓何年たっても仕事を任してもらえない
■上司に絶対服従
「上下関係が厳しいこと=ブラック企業」というわけではありませんが、上司や社長が言ったことは絶対服従という環境はあまり健全ではありません。目上の方を敬うことは大切ですが、「役職があるから」「上司だから」という理由で、萎縮してしまう環境はブラックかもしれません。
【確認方法】
OBOG訪問や面接を行ったときに確認することが出来ます。話し方や社員同士のやり取りを見ることで、社内の雰囲気が分かるでしょう。他にもSNSや口コミサイトを見てみるのも1つの手です。
■試用期間が長い
試用期間とは、企業が採用した人が社員としての適性があるかどうかを評価・判断する為に用いられています。期間の長さは明確な定義はありませんが約1~6ヶ月前後が一般的です。
企業によって長さは異なりますが、企業側で提示されている期間よりも長かったり、何年たっても使用期間のままだったりする場合はブラック企業かもしれません。
【確認方法】
大体の企業が求人情報を出す際に記載しているため、まずは求人情報を確認してみましょう。他にもリアルな情報が知りたい人は、口コミサイトから確認してみてください。
■何年経っても仕事を任してもらえない
仕事内容や成果次第なところもありますが、何年たっても雑用に近い仕事しかさせてもらえず、責任のある仕事を任してもらえないこともブラック企業の1つとして言えるでしょう。
この場合は、給料にも影響がしてくるかもしれません。
【確認方法】
面接や社員の方に直接聞いてみましょう。聞き方としては「成長をして会社に貢献をしていきたいのですが、何年ぐらいでどの様な仕事ができますか?」「近しい年齢の方で、どれぐらいの役職に就いていますか?」と会社に貢献をしたいからこそ聞いていると思ってもらえる質問の仕方をしてみると良いです。
福利厚生
続いて、福利厚生について紹介します。福利厚生を軸にしている人は、気になっている企業が下記の特徴に当てはまらないか確認しておきましょう。
✓社会保険に加入させない
✓労働基準法に則ったルールがない
✓通勤費が出ない(営業交通費が自費)
■冠婚葬祭に出られない
冠婚葬祭は必ずしも休まなければならないという決まりはありません。そのため会社側は冠婚葬祭で休暇を取ることを拒否することも可能です。
しかし、晴れ舞台や身内の不幸の際に休みが取れないということは、社員に優しくない会社と言っても良いです。また、この場合は別の用事での有給取得も不可能に近いと言って良いかもしれません。
【確認方法】
確認する際は、求人情報や口コミサイトを確認してみましょう。大体の企業が求人情報の福利厚生欄か休日休暇欄に記載があります。もし本当に取れるのか不安な人は口コミサイトで情報収集をしてみて下さい。
■社会保険に加入させない
一般的に、従業員は企業に勤めると社会保険に加入します。社会保険とは、怪我や病気をしたときに備えた保険制度のことです。
しかしブラック企業の場合は、会社の保険料の負担を避ける為に加入をさせないこともあるので、きちんと加入をさせてもらえるかを確認しておきましょう。
【確認方法】
確認方法では求人情報を確認してみて下さい。ほどんどの企業が福利厚生欄に記載があるかと思います。もし他の方法で確認をしたい人は、口コミサイトを見てみましょう。
■労働基準法に則ったルールがない
労使間で設けられている様々なルールのことを就業規則と言います。労働基準法では、「10人以上の従業員を雇用している会社の場合、就業規則の作成が義務」になっています。
そのため、10人以上の従業員がいるのにもかかわらず作成されていない企業は、ブラックと言って良いでしょう。
就業規則は労働者の権利を守る側面があるため、10人以下でも作成されていないと企業側の権力が強くなりブラック化してきやすいという特徴もあります。
【確認方法】
就業規則は、入社時に渡される冊子や雇用契約書に記載をされていることがほとんどです。「見やすい場所への掲示、備え付け、書面の交付などによって労働者に周知しなければならない」とされているため、HPに記載されていることも多くあります。
■通勤費が出ない(営業交通費が自費)
通勤費や営業交通費が出ない場合もブラック企業である可能性があります。企業によっては通勤費に関しては「全額支給」「一部支給」「一律支給」と異なる場合があります。営業交通費については、全額支給の場合がほとんどです。
【確認方法】
確認方法では、企業の求人情報を見てみましょう。多くの企業が求人情報の福利厚生欄に記載があります。もし本当に取れるのか不安な人は、口コミサイトで情報収集をしてみて下さい。
その他
最後に、働く際の軸ではありませんが、ブラック企業かどうかを考える上で重要な項目が3つあるので、紹介します。
✓退職させない
✓自社製品や備品を自腹購入させられる
■違法な雇用契約
ブラック企業の場合、違法な契約をさせられることがあります。場合によっては、「〇〇の契約に同意して」と言われず、求人情報に記載だけしていることもあるので、注意しましょう。
例えば下記のようなことです。
・管理職は残業代が発生しない
・契約が取れなければ〇〇をさせる
・◯年以上勤務しなくては損害賠償を請求する 等
【確認方法】
確認方法としては、求人情報をきちんと確認して下さい。福利厚生欄や手当欄等に聞き慣れない条件や契約が記載されている場合は、人事の方に必ず確認をしてみましょう。
■退職させない
なかなか辞めさせてくれない場合も注意が必要です。退職希望を伝えると損害賠償を請求したり、脅したりすることで辞めさせないようにする企業もあります。
【確認方法】
口コミサイトを確認してみましょう。サイトによっては、退職理由の項目を設けているところもあるので、退職までの経緯や会社側の対応を見ることができるでしょう。
■自社製品や備品を自腹購入させられる
職種によってノルマが存在し、そのノルマが達成出来なかった場合に自社の製品を自腹で購入をさせて売上にする企業は、ブラック企業だと思って良いでしょう。他にも仕事をする上で必要なPCや社用携帯等を自腹で購入をさせられることもブラック企業の特徴です。
【確認方法】
求人情報には記載しないことがほとんどなので、口コミサイトを確認してみて下さい。他にも知り合いの社員の方がいる場合は、聞いてみても良いでしょう。
ブラック企業を避けて就活をしたいなら?
ブラック企業の特徴を紹介してきましたが、正直働いてみないとわからないことや見極めが難しいこともあるかと思います。さらに、希望する企業すべてを確認することは容易ではありません。
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就活エージェントとは?利用前に知っておくべき4つのポイントを紹介!
まとめ
本記事では、ブラック企業の特徴と確認の方法について紹介してきました。人によって大事にしていることや就活軸は異なります。そのため、「周りが思うブラック企業=自分もブラック企業」とは言い難いです。
「どんな働き方をしてみたいのか?」「どういう軸で仕事をしたいのか?」を明確にした上で、働きたいと思える企業から内定をもらいましょう。
もし「希望する企業が見つからない」「ブラック企業出ないところが良い」等で悩んでいる場合は、就活のプロである就職エージェントを頼ってみましょう。
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